勉強してもムダになる?「アウトプットの為のインプット」の重要性とは?

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まず「インプット」をご存知でしょうか?

インプットの意味は入力することです。

つまり、知識やスキルを自分に取り込む・学習するという意味です。

学校での勉強や受験勉強、社会に出てからも使う言葉で何かを学習するときはこの「インプット」が重視されやすいです。

ただ残念ながらインプットばかりに気を取られていると、貴重な時間と労力をムダにしてしまうかもしれません。

「勉強してるのに何でムダになるんだよ!」

と思った方もとりあえず最後まで見てもらえればと思います(笑)

大切なのは「アウトプット」なんです。

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「アウトプット」とは?

意味は出力することです。

つまり、インプットした知識・スキルを結果に反映すること・何かに出力することという意味ですね。

例えば、学校で先生が黒板に書いて授業をするのは、生徒にとってはインプットですよね?

そしてその授業を聞いてノートに書いてまとめるのがアウトプットですね。

(厳密に言えば、ノートにまとめることでまたインプットにもなりますが・・・)

インプットして自分の中に取り込む。

取り込んだ物を自分の考え方や今までの経験・知識を通して何かに反映させる。

アウトプットする時は「自分というフィルターを一度通す」という意識があると学習効果が高まると思います。

インプットとアウトプットの関係性

そもそもあなたは何故インプットをするのでしょうか?

学校のテストの為ですか?

受験の為ですか?

仕事の成果をあげる為ですか?

理由は色々あると思いますが、そもそもの目的は「望む結果を出すこと」「良い成績を残すこと」ですよね。

今より良い結果を出したいから。

つまりは「成し遂げたい目標」があるということ。

ではどうすれば、あなたが望む良い結果を出せるのでしょうか?

インプットだけでは結果は出せない

こんな話があります。

「知っているのと知らないのとでは大きく違う。だが知っているだけと知っていてそれをやるのとでも大きく違う」

知らないよりは知っている方が有利です。

でも行動しなければ知っていても結果は出ないということ、やるかやらないか。

知るだけではなく実践的に行動することが結果を出す秘訣なんです。

アウトプットするには大量のインプットが必要

実はこれ、誰もが経験あることだと思います。

例えば小学生の時、読書感想文ってありましたよね?

夏休みの宿題とかで。

あれって1冊の本を読んで原稿用紙数枚にその感想をまとめるものですよね?

逆に言えば、原稿用紙数枚に感想をまとめるためには、1冊の本を自分の中にインプットする必要があるということです。

1冊が何文字かは本によって違いますが、とにかく大量のインプットが必要であるとわかります。

ただ、1冊本を読んだとしても、

「読書感想文めんどくせーな、夏休みの終わりくらいにやればいいや」

これでは読書感想文が完成するのか怪しいです。

もう一つ例をあげると、学校のテストもそうです。

期末試験とかはその学期の範囲で習ったことをテストするものです。

1教科で1時間弱くらいのテストですが、そのテストでいい点を取ろうと思ったら数ヵ月間の授業で習ったことをインプットする必要があります。

ここで言えるのは、インプットが少なければアウトプットも大したことない。

インプットをいくらしてもアウトプットをしなければ、結果は出ない。

ということです。

アウトプットの為のインプットの重要性とは?

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あなたの目的は「結果を出すこと」。

ということは、アウトプットをする為にインプットするということです。

では実際に自分に当てはめて想像してみてくださいね。

具体的な方法の話をします。

①インプットするときはアウトプットするつもりで

授業を聞くのであれば、テストを意識して後で勉強しやすいように考えてノートをまとめる。

テストを意識して、予習・復習をする。

仕事であれば、実際に自分がその仕事をすることを意識してメモをとる。

結果を出す為の段取りを一つ一つ想像して分からないことがあれば、先輩に質問する。

結果を出す為にはどうすれば効率が良いかを逆算してインプットすることで、学習効果も結果もかなり変わってきます。

②アウトプットもまたインプットである

授業で聞いた話をノートにまとめる。

上でも軽く触れましたが、これはアウトプットとも言えますが、インプットでもあります。

行動することでその結果が分かるわけです。

野球の試合に出れば、何本ヒットを打ったか、何回三振したかが分かるわけです。

であれば、何故ヒットを何本も打つことができたのか、何故何回も三振してしまったのかの原因を考えていくことは貴重なインプットとなります。

会社で仕事をすれば、任された仕事が完璧に上手くできたのか、ミスしたのか、予想よりも時間が掛かったのか、段取りよくできたのか、結果が分かります。

であれば、何故完璧にできたのか、何故時間が掛かったのか、もっと効率よくできなかったのかを分析することは貴重なインプットとなります。

体験・経験することもまた、最高のインプットなんです。

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まとめ

ここまでの話をまとめると、

「インプットするだけでは結果はでない」

「アウトプットするためには大量のインプットが必要」

「インプットするときはアウトプットするつもりで」

「アウトプットもまたインプットである」

という記事でした。

ただ大前提として、あなたには成し遂げたい目標があるということです。

その目標を成し遂げるためにはどうすればいいか?

どうすれば効率が良いか?

どうすればさらに良くできるか?

どうすれば結果が出せるか?

このような視点が常に必要で、集中力も必要です。

オリンピックで金メダルを取るという輝かしい結果の裏には、とてつもない努力があったからこそ。

素晴らしい記録を残すという結果の裏には、血の滲むような練習があったからこそ。

常に努力し今よりもっと良い結果が出ないかと改善し続けたからこその結果。

まぁこれは極端な話ですが(笑)

人間には時間が限られています。

その貴重な時間をどう使うかで結果は大きく変わります。

知っているか知らないかだけで、その貴重な時間をムダにしてしまうかもしれません。

知っていてもやるかやらないかで、その貴重な時間をムダにしてしまうかもしれません。

あなたにとってこの記事を読んだ時間が、「貴重な時間」であれば幸いです♪

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