防災の日の意味とは?9月1日は防災について一緒に考えませんか?
防災の日の意味について考えます。
東日本大震災、熊本地震と大きな地震が続きました。
改めて、今私たちが住む日本という国は地震の起きやすい土地なのだと、いつ何が起きてもおかしくない土地に住んでいるんだという怖さを感じました。
9月1日は防災の日とされています。
せっかくの機会なので防災の日の由来や意味を知るとともに、防災の意識も高めましょう。
防災の日の由来とは?
「防災の日」は、1960年(昭和35年)に、内閣の閣議了解により制定された。9月1日の日付は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものである。また、例年8月31日 – 9月1日付近は、台風の襲来が多いとされる二百十日にあたり、「災害への備えを怠らないように」との戒めも込められている。
参照:防災の日Wikipedia
防災、というと地震のイメージが強いですが、夏の終わりのこの時期は台風にも注意しなくてはいけません。
しかし予測できる台風と違って地震は予測できませんから、日ごろからの備えや防災意識を忘れないことが大切だと思います。
この防災の日は、改めて日本が地震大国でありいつなにが起こるかわからない場所に住んでいるということを再認識する良い機会ですし、そういった意味が込められていると思います。
日本は地震大国であると再認識しよう
日本は4つのプレートが重なったところに位置しています。
それぞれのプレートが動き、ぶつかり合うため、世界的にみても地震の多い場所なのです。
また、活断層と呼ばれる、地面の中にある岩の割れ目が一定期間ごとにずれる活動(この際の衝撃が地震になる)をする層があるのですが、この活断層も数えきれないくらい日本にはあります。
深いプレートの部分でみても、地面の中の部分をみても地震が起こりやすい場所に日本があるのです。
厄介なことに活断層はその数と場所を正確に把握できていないんだとか。
日本にいる限りはどこにいても地震の可能性からは逃げられないという意識を持っておいた方がいいでしょう。
普段の生活ではまさか地震が起こるなんて想像しません。それは東日本大震災や熊本地震のときだって誰も予想できなかったことです。
自分や自分の大切な人の命に係わることです。何か起こってからでは遅いと思いませんか?
なので、災害対策についても触れたいと思います。
災害対策はできていますか?
自分が住む地域の避難場所、避難経路や防災グッズの準備、自宅の耐震状況の把握など、できることは限られていますが、備えておくことが大切です。
避難場所・避難経路は自宅の耐震状況などは必ず把握しておきましょう。
必要な災害グッズに関してはこちらの記事が参考になりますので、ぜひ一度ごらんください。
ただ、こうした防災グッズを持っているから安心ということでもありません。
できるだけ自分の手の届くとこであったり、取り出しやすい場所に保管しておく必要があります。
奥の方にしまいこんであって、いざというときに取り出せなかったら意味ありませんからね・・・。
また、防災グッズの保管場所についても、家族全員で共有しておきましょう。
家族全員がそうして防災意識を高めることは家族の命を守ることにもなるはずですから。
終わりに
防災の日ということで、良い機会なので防災についてもまとめてみました。
普段、仕事だったり家族のことだったりで日々の生活が第一になっていますから、なかなか防災のことを常に意識するのは難しいと思います。
しかし、こうした防災の日というのは危険を再認識する意味のある日なので、家族で防災について話しあってみてはどうでしょうか?
できることはなんでもやっておいた方がいいでしょう。
何かがあってからでは遅いですからね・・・。