ファスティング(断食)の回復食で失敗?その原因と対策はこれ!
ダイエットや美容と健康の目的から「断食」をする方も増えてきました。
ただ、よく知らないまま断食して失敗してしまうことも・・・。
そこで断食で何故失敗してしまうのか、そしてその対策についてまとめました。
断食って実は結構難しいんですよ?
目次
断食=絶食、ではない!
「よし痩せるために断食しよう!」
「何も食べなきゃ痩せるはず!」
それはちょっと待ってください。
勘違いしがちなのですが、断食=絶食ではありません。
そもそも断食とは全く食べないことではなく、低カロリーのものに置き換える・食事量を減らすことが正しい断食なんです。
これを勘違いしたまま無理に絶食してしまうと体調を崩したり・ストレス過多になってしまいます。
まずは断食=絶食ではないということを理解しておきましょう。
断食後の回復食で失敗した!その3つの原因
断食での失敗というと、痩せなかった・リバウンドした・体調を崩した、といったことが挙げられると思います。
ではなぜこのように失敗してしまうんでしょうか。
①そもそもいきなり3日以上の断食をしてしまう
基本的に3日以上の長期間断食をする場合は、専門家からアドバイスを受けるかしっかり学んでから行うのが安全です。
素人知識で無理な断食を行うと体への負担となり、体を壊しかねません。
なのでここまで本格的に断食をするのではなく、半日もしくは1日程度で体に負担がかからない「プチ断食」から始めてみましょう。
ちょっと昨日の夜食べ過ぎたなぁー、と感じたら翌日は食事の量を減らす。
明日の夜が外食だから今日は食事の量を減らしておこう。
こうしたほんとうにちょっとした「プチ断食」でも効果的です。
いつもよりちょっと食事量を減らす、一食をスムージーに置き換える、こういったことから始めてみてもいいと思いますよ。
②「準備期間」「復食期間」のステップをちゃんとやってない
2~3日、3日以上の断食であれば断食前の「準備期間」と断食後の「復食期間」というのを設ける必要があります。
これはなぜかというと、できるだけ体への負担を減らすためです。
断食前は体の調子を整えて、断食期間中に体調を崩さないように。
断食後は休んでいた胃腸がびっくりしないように軽い食事で慣らしてあげる必要があります。
このステップをしっかり行わないと、断食が原因で体調を崩したり、逆にリバウンドしてしまう原因となってしまいます。
基本的には準備期間と復食期間は断食期間と同じ期間必要とされています。
なので回復食もその期間だけ適切に食べる必要があります。
③食欲を止められない
ついつい油断して間食をしてしまう、断食後に反動で食べまくる。
これでは断食がムダになるどころかむしろ太ってしまいますよね。
断食の一番の敵は自分です。
断食中は常に自分の食欲を調整しなくてはいけません。
回復食でいきなりがっつり食べていては失敗します。
断食後の回復食で失敗しない具体的な方法
まず回復食のルールとして、消化の良い物を摂取することが前提です。
なので量は少なく、固さは柔らかい物にしましょう。
①断食直後の回復食は重湯
断食直後は最も胃腸が休まっていますから、いきなりの炭水化物は控えましょう。
重湯であれば胃腸に優しいので最初の復食としてはベストです。
重湯でなくても、流動食であれば問題ありません。
②基本は「お粥+もう1品」
復食期間中の主食はお粥です。
そこにもう1品足すメニューが回復食には良いですね。
・スムージー
・具なし味噌汁
・スープ
・豆腐
・梅干し
など。
固形物を食べるのは復食期間の終わりごろにしましょう。
こうしたお粥+もう1品であれば体への負担も少なくて済みます。
③食べ物に対する欲求を抑える
断食期間から復食期間は食欲が増すと思います。
特に厄介なのがテレビ番組です。
バラエティー番組なのでグルメ系の企画があると辛いですよね。
普段は意識していなくても、テレビで美味しい物を見た瞬間に我慢できなくなることもあります。
なので、断食をすると決めたら絶対にグルメ情報を取り入れないようにしましょう。
・食べ物が出そうな番組は見ない
・あらかじめ外食に誘わないように友人に頼んでおく。
・スマホを使うときも食べ物関係の情報には注意する
このようにして食べ物に意識が向かないように徹底することも食事管理の一環です。
終わりに
この記事でのルールや対策を意識すれば、自宅にいて自分でも断食は可能だと思います。
ですが断食を長期間するのであれば基本的には専門家からしっかり学ぶべきです。
本気で痩せたくて、本気で断食を成功させたいのであれば、準備期間~復食期間まで徹底して管理してください。
プチ断食であっても間食に気を付ける等油断はしないようにしてください。
ちょっとの努力が大きな結果に繋がるということを忘れずにがんばりましょう!
今回の記事を一行でまとめると、
「ファスティング(断食)の回復食で失敗しないためには、体への負担を一番に考えしっかり食事管理しよう!」
でした。