ちゃんと休んでる?「だらける」と「休む」の違い
あなたは本当にちゃんと休んでいますか?
身体だけじゃなく心もです。
「だらけると休むって何が違うの?」
同じではありません、明確な違いがあります。
ここで「だらける」と「休む」の違いをはっきりさせておくことで、同じ毎日の繰り返しと感じる生活を好転させることができます。
そして、だらける→休むに変換する方法についてもお話しします。
目新しいテクニックではないですが、当たり前だからこそ効果的です。
ではまず、「だらける」と「休む」の違いについてはっきりさせましょう、、、
目次
「だらける」と「休む」の違いは計画的かどうか
日頃の緊張から解き放たれて、気持ちも身体もゆるんでしまう状態をだらけると言います。
たぶんすぐ思い浮かぶのでは?
こたつに入ってダラダラしながらスマホ片手にお菓子をつまむ姿が、、、
まさにそれがだらけた状態です。
では、休むとはなんでしょうか?
休むことは、気持ち的に言えばだらけるとは逆だと思っています。
やるべき仕事に全力で取り組めるよう心身を回復させること。
そう捉えています。
「だらける」と「休む」の違いはどこにあるでしょうか?
それは、先を見据えての行動かどうかです。
例えば、日本の会社では昼寝をするとだらけていると思われる場合も少なくないと思います。
ですが海外の大手企業では、昼寝を午後の仕事への充電として積極的に取り入れているところもあるそうです。
実際、15~20分の昼寝が午後の生産性アップに効果的という話は、睡眠のプロや専門家の間だけでなく、一般にも広まりつつあります。
では、昼休憩の時間にスマホで遊んでいるのは計画的でしょうか?
おそらくそうではないですよね。ただ遊びたいから遊んでいるだけです。
「でも、だらけても休まるよね?」
本当にそうでしょうか・・・?
なぜだらけていると心が休まらないのか?
本当の意味で休むためには、心も身体も両方が休まる必要があります。
ダラダラゴロゴロしていると、たしかに身体は休まるかもしれません。
しかし、心はどうでしょう?
意識的にせよ無意識的にせよ、モヤモヤした不満足感のようなものが残ります。
貴重な休みを無駄に過ごしている罪悪感。
他にすることがないという悩み。
このままずっとだらけていていいのかという不安。
だらけていると、実はこうしたマイナスの感情が心の中を漂っているのです。
そんな気持ちを抱えたまま、気づけば日曜日の夕方に、、、
サザエさん症候群の発症
おそらく、あなたも一度は感じた事があるはず。
日曜日の夕方、あの番組が始まると感じる症状を。
この時間帯になると、嫌でも「明日という現実」を思い出します。
学校や仕事を思い出し、憂鬱になります。
そして、こうも感じるのでは?
「もう休みが終わった、この休日何してたんだろう、、、」
モヤモヤした気持ちのまま布団に入り、ブルーな月曜日を迎える。
さて、これを何回繰り返してきたでしょう?
これでは身体は休まっても、心はどんより沈んでダメージを受けてしまいます。
思わぬ良い事でも起きない限り、無気力感もずっと繰り返しになります、、、
だらける→休むに変換する生活のコツ
つまり、だらけていると本当の意味では休まらないということ。
だらけている限り、ずっと何かしらの不満や不安を抱えたまま時間だけが過ぎてしまいます。
過ぎ去ってからではもう遅いのです。
そこで、ぜひ計画をして生活にメリハリをつけてみてください。
1日単位、1週間単位で、いつ働くか?いつ勉強するか?いつ遊ぶか?いつ休むか?を計画しておきましょう。
あらかじめいつの時間は何をすると決めて、その通りに行動できれば、無駄に時間を浪費してしまうこともありません。
計画なんてめんどくさい、と思うかもしれませんが、これは本当に効果的です。
続けていけば、だらける→休むに変わり、精神的にも生活習慣も良くなると思います。
心に栄養を、身体には休息を
働くときは働く、遊ぶときは遊ぶ、休むときは休む。
スイッチをオン・オフするように切り替える。
目的もなくスマホを触りだすと、あっという間に月曜日を迎えてしまいます。
「良い休日だった!」
と感じるためには、全力で遊んで全力で休むことです。
そのためには、、、
・自分の心がワクワクするようなものを見つけること
・心がリラックスできるようなものを見つけること
・身体がしっかり休まるように健康的な生活習慣を崩さないこと
が、大切です。
心に栄養を与えて、身体を休めてください。どちらもバランス良く!
そうすれば、仕事や人間関係といった悩みの種もきっとスムーズに進んでいくはずです。
終わりに
日本人は働きすぎたと言われている一方で、精神的に無気力で同じ毎日の繰り返しと感じている方も少なくない、、、
あなたもそうかもしれません。
でしたら、まずは日々の生活を見直してみてください。
そして1日だけでも計画的に過ごしてみてください。
「計画通りに1日を過ごせた」
そう感じれば、ちょっとした満足感を得られるはずです。
その積み重ねが、あなたの生活を好転させてくれる燃料になります。
ぜひお試しあれ。