原理と原則の違いを知って人生に役立てる方法

よくセットで原理原則と言われたりしますが、原理と原則の違いって結構微妙ですよね。

しかしこの微妙な違いを知っておくと必ずあなたの人生に役立ちます。

実際、私もこの違いを知ったことで、考え方が変わりました。

ではまず、「原理」から説明していきます!

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原理とはなにか?

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原理は現実的なものだとイメージすると理解しやすいと思います。

例えば、車を運転するとします。

なぜ車を運転できるのか?という原理を探ると、教習所で勉強と練習をして、免許を取ってからも車を頻繁に運転するようになったことで「車を運転するというスキルが身についているから」です。

これが車を運転できる原理です。

つまり、結果に対して、なぜその結果になったのか?どういう要素の組み合わせがその結果に繋がったのか?なんでそんなことができるのか?が「原理」です。

すでに出た結果に対しての原理は分析をすることができます。

原則とはなにか?

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原則は原理と違って概念的で捉えにくいものです。

原理は結果が先にきます。

結果が先にきて、なぜその結果になったのか?というのが原理です。

しかし、原則はその逆です。

目標(成し遂げたい結果)を達成するために、何が必要で何が必要でないかが絶対的に決められたルール、が原則です。

例えば、水道水を飲みたいとします。

であれば、蛇口をひねれば水は出る、というを知っていますから蛇口をひねります。

想像通り水が出てコップに水を入れて飲むことができます。

水道水を飲む、という目標の原則は、、、

①当人が蛇口をひねると水が出るというのを知っている

②当人が蛇口をひねる

③当人が出た水をコップに入れる

③当人がコップに入れた水を飲む

これが「水道水を飲む」という目標に対しての原則です。

これは簡単な例ですが、原則はもっと捉えにくいものです。

目標に対して何が原則なのかは神のみぞ知る、と言った方が分かりやすいかもしれませんね。

なので水道水の例では「当人が」と俯瞰的にしてみました。

原則というのは目標が難しければ難しいほど、主観的に原則を捉えることが難しいです。

原理原則の違いとは?

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原理の焦点は「過去」、原則の焦点は「今」というのが違いです。

なので、原理と原則はその捉え方に微妙な違いがあります。

行動に対しての結果には必ず原理があります。

しかし、結果に対しての行動は原則に沿っているとは限りません。

では次に、原理と原則の違いを人生に役立てるにはどうすればいいかについてです。

原理と原則の違いをどう人生に役立てるか?

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目標に対して、、、

・過去に出た結果の原理を分析して、「今」に活用すること。

・自分の行動を「目標達成のための原則の上」にどう成り立たせるかを常に判断して行動すること。

原理原則は万物に存在します。

身近なところで言えば、学校のテスト・試験、仕事にも原理原則というのは存在します。

資格試験に合格するのもテストで高得点取るのも受験に合格するのも、仕事で出世するのも大きなプロジェクトが成功するのも大企業に就職できるのも全て、原理があり、原則に沿った行動をとったからこそその結果になっているわけです。

つまり、「原則に沿った行動をする」ことができれば、目標達成に限りなく近づくことができますよね?

生まれ持った才能・環境・時の運など不確定要素はありますが、、、

とはいえ、問題は「何が原則なのか捉えることが難しい」ことと「その原則自体の行動難易度が難しい」ことです。

目標の難易度が低ければ低いほど、原則を捉えるのも簡単になりますし、原則自体も難易度は低くなるでしょう。

しかし目標の難易度が高ければ高いほど、原則を捉えるのも難しいですし、原則自体も難易度は高くなります。

何が成功の原則なのかはわかった、でもこんなのできるわけない、、、

となってしまう人もいるでしょう。

だけどこの問題にも良い解決策があります。たとえば、、、

原理原則を学ぶこと

考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる。

マーガレット・サッチャー(英国初の女性首相 / 1925~2013)

有名な彼女のこの言葉も原理であり原則です。

良い考えを学び、それを言うことで発信し、発信した通り行動をとり続けることで良い習慣となり、その習慣こそが良い人格を作り出し、素晴らしい人格は自らの運命を切り開いてくれる。

ですが、逆にも当てはまります。

間違った考えを学び、それを言うで発信し、発信した通りの行動をとり続けることで間違った習慣となり、その習慣こそが間違った人格を作り出し、間違った人格は自らの運命を狭めてしまう。

このことから、最初の「考えを学ぶ」部分が大きな差を生むということが分かります。

何が良いのか?何が間違っているのか?

自分で考えてはいけません。周りの人間から学び、信用してはいけません。

大人は誰も教えてくれません。誰も何も教えてくれません。

どうすればいいのか?

「結果を残した偉大な先人」から学ぶのです。偉大な先人から原理原則を学ぶこと。

私はそれが成功するための原理であり、原則であると思っています。

幸いなことに日本は恵まれているので、偉人の名言や歴史はどこでも学ぶことができます。

インターネットで検索すれば出てきますし、書店にもいっぱいありますよね。

原理原則を重んじる

成功するにしても、失敗するにしても、結果が出ます。

結果が出れば、その原理を学ぶことができます。

なぜ成功したのか?なぜ失敗したのか?

成功した原理は参考になりますし、失敗した原理は参考にしなければいいだけです。

今の行動は目標に対して原則の上を進んでいるか?原則の道を踏み外していないか?

原理原則を学び、原理原則を重んじることは必ずあなたの人生に役立ちます。

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終わりに

ここまでせっかく読んでもらえたので、ぜひこの記事を参考に日々の生活に活かしてもらえればと思いますので、こんなエクササイズを用意しました。

「座右の銘を50個決めて紙に書き出す」

50個?!めんどくさっ!って思いました?(笑)

私は座右の銘を50個決めて、紙に書き出しています。

偉人の言葉を参考にしてみてください。

自分がいいなと思ったものでいいので、探してみてください。50個は意外とすぐに決まりますよ(笑)

もしあなたが今現在、達成したいことや解決したいこと、将来こうなりたいという目標があるのであれば、ぜひやってみてください。

考えを学ぶことが、運命を変えるきっかけになりますから。

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