左利きの日って何?じゃあ右利きの日は?左利きの問題点も
8月13日は世界的に左利きの日とされています。
なぜ8月13日が左利きの日と制定されているのか?
その理由をお話しします。右利きの日はどうなんでしょうか?
そして「左利きの日」ということで左利きの方がちょっと不満に感じていることについても触れて少し考えてみましょう。
目次
左利きの日の由来とは?
イギリスの左利き用品ショップ「Anything Left-Handed」がそもそもの発端者と言われています。
右利き専用だけじゃなく左利きの人も安全に使える道具の開発を各種メーカーに対して呼びかけることを目的に提唱・制定されたのが左利きの日の由来とされています。
なぜ8月13日なのか?
提唱者の誕生日だったからなんですって(笑)
少数派である左利きの人について、少し考えてみる日というのが左利きの日の過ごし方です。
左利きの日は国際左利きデーや世界左利きデーとも言われています。
ちなみに日本では2月10日が「0210」をレフトと読めることから「左利きの日」や「左利きグッズの日」とされています。
イギリスでは8月13日に左利きにちなんだイベントが行われてるんだとか。
じゃあ右利きの日はあるの?
結論から言うとありません。
もちろん両利きの日もありません。
それはなぜか?
その答えは「左利きの日の制定理由」から推測することができます。
右利き専用だけじゃなく、左利きの人も安全に使える道具の開発を各種メーカーに対して呼びかけることを目的として左利きの日は制定されました。
つまり、左利きの人にもう少し配慮しませんか?という思いが見えますよね。
少数派である左利きの人の、左利きであるがゆえの悩みや不満を知ってもらいたいといった思いも見えます。
ですが、右利きが世界的に見ても大多数を占めていますからわざわざ「右利きの日」を作る理由がない、と推測できます。
まぁ右利きであることに感謝する日とか適当な理由はあるかもしれませんが(笑)
左利きの悩みや問題点について考えてみる
席の配置によっては食事が不便
食事の席で左側に右利きの人がいると左利きの人は非常に食べにくくなります。
手が当たりそうになりますからね。
右利きの人であれば普段そんなことは気にしませんが、左利きの人は食事の席によっては席につく前に、
「あ、手とか肘が当たりそうで不便だな」
と感じます。
なので左利きの人が身の回りにいる方は食事の席で意識して配慮してあげましょう。
文字を書きにくい
左から右に字を書くことが多いですから、左利きの場合、今書いたばかりの文字の上に手を置くことになり汚れやすいという問題があります。
学生時代に苦労された方も多いのではないでしょうか?
習字であれば、止めやハネは左利きの人にとっては最悪だったと思います。
改札が右利き用
切符を入れるにもSuicaでタッチするにも改札の「右側」になります。
そもそも右利き用になっていますから少し不便に感じると思います。
ハサミやカッターなどの刃物系道具が使いにくい
こうした道具も基本的に右利き用になっています。
右利きの人が使いやすいように出来ているので、左利きの人は使いにくいと感じます。
こういう道具を使うときは右手を使う、もしくは左利き用の道具をわざわざ買うことになるので不便ですよね。
このように右利きの人が普段当たり前のようにしていることが、左利きの人にとっては不便に感じることがあります。
8月13日、もしくは2月10日くらいはこうした左利きの人の不便さを少しでも考えてみるのも良いのではないでしょうか。
終わりに
左利きの日にちなんで左利きの悩みや問題点についても触れてみました。
とはいえ、左利きがデメリットしかないわけじゃなく、左利き同士の話が盛り上がる、モテる(?)、少数派というカッコよさ(?)といったメリットもあるので(笑)
でも特に食事の席の配置については配慮が必要だと思います。
左利きの知り合いがいる右利きの人は、こうした配慮も意識しましょう!