俯瞰する視点を手に入れると今よりも人生が豊かになる6つの理由
俯瞰する視点とかって言い出すと意識高い系とか言う人もいるかもしれませんが、これって本気で大事だと思ってます。
仕事でも勉強でも人間関係でも自己成長でも資産形成でもなんでもかんでもどんな場面でも役に立つます。ということはつまり、それだけ人生が豊かになるということです。
なぜ俯瞰する視点があれば人生を豊かにできるのか?今回はそのテーマについてお話ししていきます。
さらに、、、
・俯瞰する視点を手に入れる3つの方法
・目的地と地図で例える俯瞰する視点の注意点
・俯瞰する視点を手に入れる期間の目安
についてもお話ししていきます。この記事を最後まで読む時間以上の価値はある内容だと思うのでぜひ楽しみにご覧ください。
目次
メリット満載!俯瞰する視点を手に入れると人生が豊かになる6つの理由
①感情を選択できるようになる
これは有名著書「嫌われる勇気」や「7つの習慣」でも言われていることですが、感情というのは自分で選択することができるんです。
どういうことかというと、例えば、、、
少し値段の高い靴を履いて出掛けたとしましょう。
人ごみの中で走ってきた子供とぶつかってしまい、子供が持っていたアイスが自分の高い靴に付いて汚れてしまいました。
うわぁ~って場面ですよね?この場面を自分に置き換えて考えてみてください。
あなたならどう対応しますか?
①勢い任せに子どもに怒鳴る
②内心怒りを爆発させながらも周りの目を気にして子どもを優しく注意する
③親を呼んで親に謝らせる
④内心さまざまな感情が動き回ってはいるけど、大したことじゃないと気にしない
⑤まず子どもに怪我はなかったかを確認する
俯瞰する視点があればどうなるのかというと、まず勢い任せに怒鳴ったりはしません。
多少なりとも怒りだったり落胆だったりの感情は動きますが、そのままその感情の勢いに任せるのではなく、一歩引いて選択肢を考えられるようになります。
例えば上記の選択肢のような。
何が一番大事なんだろう?何をまず優先しなきゃいけないんだろう?その上でどういう選択肢を選ぶか選択できるわけです。
それが怒りなのか、周りの評価なのか、子どもに対する心配りなのかは人それぞれです。
一歩引いて、客観的にどういう感情で行動するかを考えられるのいうのがメリットの1つ目。
②誰かに振り回されない
俯瞰する視点があれば、一歩引いて考えられるようになります。
人はどうしても他者からの評価を気にしがちです。
それは異性だったり、親だったり、友達だったり、同僚だったり、上司だったり・・・色々な「誰か」に当てはまりますよね。
もちろん人との関係は大切ですから。誰かからの評価というのも必要ではあります。
ですが、それが一番の基準になってしまっては「誰か」に自分が振り回されていることになります。
なんでもかんでも他者の評価を気にして「はい」と言うのではなく、一歩引いて客観的に考えて判断することができればもっと自分の人生をコントロールすることができるはずです。
誰かを気にするのではなく、「イエス」と言うのか「ノー」と言うのかを一歩引いて冷静に考える。振り回されるのではなく、自分で選択肢を作りその中から選ぶことができるようになります。
③必要なことに取り組める
本当に必要なのは何か?
俯瞰的な視点があれば、一度立ち止まって考えることができます。
今やっていることは本当に必要なのだろうか?今からやろうとしていることは本当に必要なのだろうか?明日やることは?明後日は?
それは自分のためになるんだろうか?
日本は豊かな国なので、必要最低限は満たされています。そのため、娯楽や情報で溢れかえっていて本当に大事なことが見えにくくなっている現状は少なからずあると思います。
時間に身を任せて立ち止まらないというのは、時に間違った道に入ってしまうことになります。
一度立ち止まって冷静に考えることができれば、その道は正しくないということが分かります。
俯瞰する視点は地図のようなものなんです。
正しい道が見えれば目的地に向かってちゃんと進むことができますよね。
④物事を落ち着いて考えることができる
上の3つとも重なりますが、物事を落ち着いて考えることができるというのが大きなメリットになります。
何をするべきなのか?何が大切なのか?
俯瞰する視点があれば、見える景色も変わってきます。
東京タワーの下から見る景色と東京タワーの上から見る景色では全然違いますよね?感じることも全然違いますよね?
それと同じで物事を俯瞰することで見えてくるものも本当に変わります。
選択肢が広がるので、より良い選択をすることができるようになるはずです。
⑤悩みを解決できる
冷静に考えてみたらちっぽけな悩みだった、そんな経験ありませんか?
先ほどの例をもう1回使うと、東京タワーの下から見れば周りの建物ってすごい大きいですよね。でも東京タワーの上から見ればその建物なんてアリみたいに小っちゃく見えます。
実際、人生という大きな枠組みを基準にしたらほとんどの悩みなんてちっぽけに見えてくるはずです。
あ、全然大したことないじゃん。
そう思えれば心も軽くなります。
さらに、視点を高くすれば単純にそれだけ目に見える物の数も増えますよね?
ということは、問題を解決するための選択肢に気づきやすくなるということです。
完璧に解決!まではいかなくても、心が軽くなり対処のために行動できるくらいには悩みが解消されると思います。
⑥一つ一つの物事に対して疑問を持つことができる
なぜ?なんで?どうして?誰が?いつ?どこで?どうやって?
疑問を持たないと簡単に流されてしまいます。
なんとなくで進んでしまいます。
この「なんとなく」というのは命取りになりかねないので、一つ一つに疑問を持って確認しながら進むというのが確実です。
石橋を叩いて渡る、ということわざもありますしね。
さて、ここまで俯瞰する視点があればどんないい事があるのかについてまとめてきました。
でも問題はそれをどうやって手にれればいいか?ですよね。
俯瞰する視点を手に入れる3つの方法
1)考えの幅を広げる
良い考えを持つ人と付き合う、教えてもらう、本を読む。
幸いなことに情報源は豊かですからね。
考えを広げようと思えばいくらでも広げられます。
2)付き合う人を選ぶ
自分と価値観が合わない人は排除する、と言いたいわけではありません。というかそもそも人の価値観なんてそれぞれです。
ただ、人は人の影響を受けます。絶対に。
なので自分に悪い影響を及ぼす人たちとは付き合うべきではありません。
逆に良い影響を与えてくれる人たちと付き合えば、お互いに良い影響を与え合って成長していくことができます。
3)毎日意識する
継続は力なり。
毎日続けて習慣にしてこそ身に付きます。
毎日一回でもいいので、立ち止まって一歩引いて、一つ視点を高くして物事を考えてみてください。練習のつもりで。
毎日意識していれば、必ずそれは後々のあなたの人生で役に立つはずです。
しかし!
俯瞰する視点には少し注意点があるので、そこにも触れておきます、、、
地図を持っていても目的地を決めなければ意味がない
俯瞰する視点というのはあくまで地図です。行きたい目的地に行くための道具でしかありません。
まずは目的地を決めてください。それも具体的に。
この目的地というのはなんでもいいです。
目に見えるものであれば、就職先や職業、年収や資産とかですかね。
見えないものであれば、どういう人物になりたいか?どういう親になりたいか?どういう人間性を備えたいか?心や感情、価値観といった部分ですね。
おそらくあなたの目的地は一つではないはずです。
年収はこれくらいにはなりたいし人格も高めたいし良い異性と結婚したいし子どもにとって良い親にもなりたいし・・・といった感じで。
目に見えない部分であれば余計捉えにくいので難しいかもしれませんが、それぞれの項目に分けて目的地を決めましょう。
それがあなたの基準になります。それを基準に判断することができるようになります。
イメージする想像する予想する。
人間に与えられた貴重な能力を活かしましょう。
どうやって目的地まで行くのかを決めなければいけない
目的地は決まった、地図もある。
次の問題はその目的地までどうやって行くか?ですよね。
歩くのか?走るのか?自転車に乗る?車?船?電車?新幹線?飛行機?
目標を達成するのに飛行機に乗って一瞬でたどり着く人も世の中にはいますよね。
それが新幹線の人もいれば、車の人もいる。
一歩一歩歩いていってようやくたどり着く人もいる。
だけど早い遅いというのは必ずしも良い悪いにはなりませんし、目的地にたどり着くためだったらどんな手段を使ってもいいとは限りません。
目的地に着くための過程はどうでもいいわけじゃない
早く目的地に着くためなら他人の車を盗んでもいいんでしょうか?
早く目的地に着くためなら人のお金を盗んでまで飛行機に乗ってもいいんでしょうか?
早く目的地に着くために自分で運転するのではなく誰かの乗り物に乗って楽するんですか?
まぁこれは少し極端かもしれませんけど(笑)
つまり、目標を達成するためなら過程なんてどうでもいい、わけではないということです。
もちろん一番大切なのは結果です。
しかし、過程を省略しようとしたり強引に進もうとすれば、もっと長い目で見たときに大切だったものを取りこぼしてしまうことになりかねません。
うさぎと亀の話みたいな感じで。
なので、ここでも俯瞰する視点が大切ですね。
とはいえ、俯瞰する視点を手に入れるのにどれくらいの期間がかかるのかも疑問だと思います。
どれくらいなのかというと、、、
人生死ぬまで勉強
この言葉は誰の言葉かは定かではないですが、俯瞰する視点も何ヵ月とかで身につくようなものではないです。
ここまで偉そうに(自分ではそんなつもりはないです、、、)話してきた僕も、「できてないやん!」って言われたら「すみませんもっと励みます、、、」としか言えません。
まぁ僕の話は置いておいて、腑に落ちるところまでいくには一生かかると思います。
じゃあ死ぬ間際になれば完璧な人間になれるのか?というのも絶対にそんなことないですしね。
人生死ぬまで勉強、でもいつ死ぬか分かりませんから。それならいつ死んでもいいように毎日を後悔なく生きるしかありません。
俯瞰する視点が腑に落ちるまでには時間がかかります。でも人生死ぬまで勉強だと思えば、そんなもんだという気持ちで毎日がんばれます。
終わりに
今回は俯瞰する視点についてでした。
こうして記事として書くことでまたさらに勉強になりました。
立ち止まることって大事ですね。
僕も記事を書いていると話が飛んで飛んで仕方なくなるときがありますのでそういうときに俯瞰を発動してます。書くのが好きなので結局勢いのまま書くことを選んでますけど、、、
それはともかく、俯瞰する視点というのは本当にどんな場面でも使えます。どんな場面であってもそれを持っていれば役に立ちます。
もしあなたが俯瞰する視点が欲しい!と感じているのであれば、うさぎと亀の亀になったつもりで、毎日一歩一歩進んでコツコツ積み重ねていきましょう。
継続は力なり、です。