書き出すことで人生が好転する3つの原理とアイデアが溢れる書き方
「すげぇ!」
僕は最近驚きました。だって紙に書き出しただけだったんです。
たったそれだけのことで、目標をどんどん達成できるようになったんです!まぁ大きい目標の途中の経過目標ですけど、、、
それは置いておいて、実際「書き出す」という行為はとても効果的だと言われています。
結果を出しているスポーツマンや大富豪、社長や経営者も日記や日誌に書き出す癖をつけているそうです。
なぜ多くの成功者は「書き出す」のか?どんなメリットがあるのか?
心・脳・意識にどんな良い働きがあるのか?なぜ書き方を少し工夫するだけで頭の中からどんどんアイデアや言葉が溢れてくるのか?
今回はどれだけ書き出すことが効果的かについてまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
目次
書き出すとどんな良いことがあるの?3つの利点
私たちは小さい頃から文字を書いて成長してきました。毎日学校で文字を書いてきました。
「なんでわざわざノートをとらないといけないんだろう?」
そう思ったことはありませんか?実はこれには理由があるんです。
①ストレス解消
悩んでいるとき、落ち込んでいるとき、イライラしているとき、そんなときはその気持ちを思うがままに紙に書き出してみてください。
それだけでも気持ちがスッとすると思います。
自分がどんな気持ちなのかをはっきりと見える化することで、自分の気持ちを認識できます。すると気持ちが整理されてだんだん落ち着いてきます。
紙に書き出してみたら意外と大したことないってこともあるのでは?
②脳が活性化する
インプットした情報を紙に書き出す、という行動は脳をめちゃくちゃ活性化させます。
書き出す前には、頭の中で何を書くか考えてまとめようとします。手書きで書き出す際は、文字の大きさ・書くスピード・文字の綺麗さ・使う漢字・筆圧・言葉などなど、、、意識的にも無意識的にも様々なことを考えます。なので、左脳と右脳をフル回転させられるんです。
手を動かすという行為も脳の運動野という部分を刺激してくれます。
手書きの場合はより文字に集中しますよね?綺麗に書けているか、漢字は合っているか、文章はおかしくないか、と。
これも脳に良い栄養となります。タイピングして画面を通して文章を見るよりも、手書きで紙に書き出してその文章を見た方が記憶力も高まります。
脳が活性化すると脳への血流が良くなり、栄養分である酸素と糖分が十分に与えられます。
しかし、脳の働きが良くないと血流も悪くなり、脳の機能も低下してしまいます。
その結果、物忘れやコミュニケーション能力の低下、思考力の低下などを引き起こしてしまうんです。特に高齢者の方であれば、その症状がはっきりと出てきます。
書き出すという行動は、脳を元気にしてくれます。
脳が元気になれば、記憶力向上・コミュニケーション能力向上・思考力向上・視野拡大・自己成長など、日々の生活が良くなります。
なので、書き出すことは効果的なんです。
③潜在意識に良い影響を与える
顕在意識と潜在意識はご存知でしょうか?
顕在意識とは、私たちが意識して考えて行動し選択する、認知できる意識のことです。
例えば、「今日の夕飯は何を食べよう?」と考えて選択する際は顕在意識で決めることになります。
潜在意識とは、無意識とも言いますが、普段認知することができない意識のことです。
例えば、「今日の夕飯はコンビニ弁当にしよう」と決めたとします。でもなぜかしっくりこない。
しっくりこない理由を説明すると、潜在意識の中で「焼肉が食べたいけどお金が無いから仕方ない」と無意識に考えていた結果、コンビニ弁当に決めたのになぜかしっくりこない、という状態になるわけです。
人間の意識の割合は、顕在意識が4~10%、潜在意識が90~96%と言われています。
つまり、日々の生活での行動は、そのほとんどが潜在意識によって決められているということです。
タバコを止めようと決意した人が禁煙できない理由もここにあります。
この潜在意識に良い影響を与えてくれるのが、書き出すという行為です。
紙に目標を書き出すと、それが達成できるという話を聞いたことありませんか?
アメリカのある研究者によると、ハーバード大学の学生を対象に10年間追跡調査を行ったところ、人生の目標を書き出していた卒業生はわずか3%だったそうです。
びっくりするのはここからです。
なんと、そのわずか3%の人たちが残り97%の人々の収入全てを合わしても及ばない金額を稼いでいたという結果が出たとのこと。
つまり、人生の目標を書き出していた人は成功したという話です。
物事には不均衡がある、というパレートの法則がまさにこれですね。
「なぜ目標を書き出した人がそれを達成できるのか?」
この話が潜在意識と関わってきます。
自分の中にある目に見えない願望・夢・目標を紙に書き出して目に見えるようにすることで、潜在意識にもそれが刷り込まれます。
人間の意識の割合は、潜在意識がそのほとんどを占めています。
潜在意識まで目標が刻み込まれると、無意識にその目標を達成するにはどうすればいいかを計算し、無意識に目標を達成しようと行動も変わるということです!
書き出す行為は脳を活性化すると同時に、意識にも働きかけます。
脳が高機能になり、目標達成に向かって潜在意識で自動操縦になれば、どれだけのメリットがあるでしょうか?無限の可能性がありますよね。
「うさんくさ!」
もしかしたらそう感じたかもしれませんが、騙されたと思って紙に書き出してみてください。紙を用意してペンで文字を書くだけなら何のリスクもないはずです。
何を書き出せばいい?
書き出すことはなんでもいいです。たとえば、、、
・達成したい目標
・解決したい悩み
・今日あった出来事
・明日の予定
・自分の好きなこと
・ワクワクするようなこと
・今の自分の気持ち
などなど、、、
本当になんでもいいです。とにかく頭の中を紙に書き出す。この行為に意味があります。
書き出すことの効果を高めるには、とにかく紙に書いて表現することです。もっと自由に。
そこで、頭の中からどんどんアイデアや言葉が溢れてくるような方法があるのでご紹介します。
頭の中から溢れてくる!あなたの能力を引き上げる2種類の書き出し方
1)とにかく思い通り自由に書いてみる
書き出すときは、発想の障害をとにかく排除する必要があります。今までの常識や価値観を横に置いておいて自由に書き出してみましょう。勢いよく自由に。
文字の大きさも綺麗さも色も角度も関係なく自由に。
その際、書き出す道具にもポイントがあります。
まずペンはボールペンにしましょう。なぜなら、単純にボールペンの方が鉛筆やシャーペンよりも書きやすいからです。
ボールペンは間違ったとき消せないんじゃ?と感じたかもしれませんが、間違っても問題ありません。それよりも勢いよく自由に書き出すことが大切だからです。
次に、書き出す紙です。
ノートの場合、文字が揃うように罫線が引いてありますよね?
罫線があると、どうしても綺麗に書こうとしてしまい、勢いが止められてしまいます。なので真っ白な紙の方が良いと思います。オススメは市販のスケッチブックです。
真っ白な紙にすらすら書けるペンで勢いよく自由に書き出してみましょう。
2)マインドマップ形式
マインドマップとは、まるで木の幹から広がる枝のように思考をどんどん広げていく表現方法です。
参考:Google画像検索
簡単に言ってしまえば、連想ゲームのようなものです。
一つのテーマを中心に置いて、そこからどんどん関連するものを広げていきます。
例えば、「仕事の給料が低い」というテーマでその解決策を探すとしましょう。
そのテーマを中心に、「出世」「転職」「副業」「起業」と選択肢を出していきます。
さらに「出世」から「上司に気に入られる」「実力を上げる」「結果を出す」「一生懸命がんばる」という選択肢を広げていきます。
木の枝のようにどんどん広げていくことで思考を見える化できます。
テーマはなんでも大丈夫です。目標でも悩みでも自由です。
書いていくうちに想像以上に広がっていくので、そのテーマに関連付けされているものを上から全体的に見ることができます。解決策や達成する方法も見えてくるでしょう。
「やっぱり効果あったんだ、、、」
これは僕自身が感じたことです。
僕にはある目標があります。その目標を紙に書き出して、どうやって達成するか?何が必要か?日々なにをするか?そういったことを書き出しました。
まだその道の途中ですが、紙に書き出してから次の日、まるで習慣が変わりました。それはもう驚くほどに。1日の時間の使い方がまるで変わりました。
モチベーションが上がったとかそういう話ではなく、まるで今までずっと習慣にしていたかのように行動が変わりました。潜在意識に良い影響が働いたんだと思います。
大きい目標はまだ達成できていませんが、順調に経過目標を達成してきています。
体感してみてその効果の高さに驚きました。
終わりに
書き出すという行為は思っている以上に効果的です。
ラグビー選手の五郎丸選手をはじめ、多くのスポーツ選手も日記を書いているといいます。ビジネスの世界でも成功者は日誌をつけるという話は有名です。
それだけ「書き出す」ことが結果に繋がる重要なプロセスということです。
もしあなたが現在、達成したい目標や解決したい悩みがあるのであれば、それを紙に書き出してみてください。
頭で考えるだけではダメです。紙に書き出してみてください。毎日15分でもいいです。
紙に書き出すことを習慣にしてみてください。
数ヵ月後、何年後、あなたは驚くような人生を迎えているかもしれません、、、