形而上学的とは何か?形而上学を役立てるには・・・
「形而上学的な~」
という言葉を聞いたことありませんか?
ネットで調べてみても難しい内容ばかりでイマイチ理解できない方へ簡単に分かりやすく解説したいと思います。
形而上学とは
形而上学という言葉に近いのが哲学です。
哲学に近いと言われると少しイメージしやすくなりませんか?
形而上という字を読み解くと、「形を超えた物」となります。
心、精神、道徳、感情、理性、本質、神、仏などなど。
かなり抽象的で広い意味合いになります。
宗教的、オカルト的ともいえるかもしれません。
ちなみに形而上学の反対に形而下学があります。
形而下学は「形のある物、形の域を超えることはない物」となります。
人間の体だったり、物だったり、目に見える物は「形而下学」という解釈になります。
形而上学的なものを役立てるには・・・
「形而上学的な~」という言葉。
「形而上学的な考え方だね!」
全く現実的じゃない、中身のない抽象的な考え方だという皮肉な解釈ができます。
皮肉に使えると言いたいわけじゃないですよ!(笑)
私たちの生活は形而下学的ですよね。つまり、現実的です。
仕事をすれば報酬としてお金という物をもらいます。そのお金でまた違う物を買って生活しています。私たち自身も目に見える物です。
思考は現実化する、引き寄せの法則、想像力こそが全て、こういったものは形而上学的と言えます。こうした形而上学的なものが悪いと言いたいわけではありません。
オカルト的でなんの根拠もない迷信だと言いたいわけでもありません。
私たちの生活にはおいて、こうした考え方がどう役に立つか、実用的であるかが重要だと考えています。
思考は現実化するのであれば働く人なんていなくなります。
引き寄せればいいのなら働く人なんていなくなります。
想像力でなんとかなるなら働く人なんていなくなります。
まぁこれは極論ですが(笑)
私たちの心のもちよう、心構えとして、考えることを忘れないとか人を引き寄せられる人間になりたいとか想像力を膨らませることを心がけるとか、といったようにすれば実用的ですよね。
ポジティブになったり、想像力を膨らませたことで何か解決できるかもしれません。
結局のところ行動するからこそ望む結果だ得られるわけですから。
良い大学に入るイメージだけしてれば合格できますか?
受験勉強という行動をするから結果が得られるわけです。
やる気とか根性だって形而上学的でなんの根拠もない非科学的なものです。
ですが、まるで本当に存在するんじゃないかと思えるほどすごいパワーを発揮することがあります。
なので形而上学的なことに関しては、迷信だと否定したり形がないから信用できないというように疑うのではなく、「自分にとってそれが役立つかどうか」という視点が大切なのでは?と思います。
終わりに
形而上学って難しい言葉ですね。
職場の上司が理不尽で訳の分からないことを言ってきたら、
「〇〇さんの言うことって形而上学的ですね!」
と皮肉ってあげてください(笑)
普段使う言葉ではないですが、形而上学的なことでも役立つことはあります。
もしこれから形而上学的なことを見聞きしたら、自分にとってそれは役に立つのか?と自問して判断してみることをおすすめします。