広告を無視する人間心理。広告成功の最重要課題とは?
人間は無意識のうちに広告を無視するようになっています。
例えば、このサイトでもアドセンス広告を配置していますが、これも多くは無視されているでしょう。
人間は売りつけられることを嫌う生き物です。
無意識に無視されるのにどうやって広告を成功させればいいのか?
それには最重要課題があります、、、
需要にフィットするのが真の広告である
「広告がウザイ!消したい!邪魔!それでも広告が無くならないのは・・・」
という記事の中でもお話ししましたが、いかに需要にフィットできるかが広告の成功の鍵だと考えています。
しかし、これは相当難しいことです。
どうやって需要を把握するのか?どうやって需要を引き出すか?どうやって需要を理解してもらうか?
自分たちがお客さんの需要を把握するのはもちろんですが、お客さん自身にも自分の中の需要に気付いてもらい、それを理解してもらえるか。これは並大抵のことではありません。
需要にフィットしてこそ真の広告である、とは思いますが、それよりも前にもっと大切なことがあります。
最重要課題は人目を引くこと
伝説の広告人「ジョン・ケープルズ」は興味を引くことが最も大切だと言っています。
そして多くの広告人も同じ考えのはず。
人間は売りつけられることを嫌います。売りつけようとしてくる広告は無意識のうちに無視するようになっています。
例えどれだけ需要にフィットする広告を作ろうと、どれだけ良い商品であろうと、人目を引くことができなければ何の意味がないんです。
まず知ってもらって興味を引くことができなければ、広告は必ず失敗に終わります。
無視されてしまう広告は最も最悪です。
だからこそ企業は人の興味を引こうと色々工夫を凝らすわけです。CMなんて創意工夫を極めてますよね(笑)
インターネット広告で言えば、もっと露骨に結果が変わります。
広告タイトルの文字を少し変えるだけでも全く費用対効果が違ってきます。10倍とか。
どういった言葉で人の興味を引けるのかは、実際にやってみないと分からない。だからこそテストしてみるわけです。費用対効果10倍変わるならもうやるしかないんですよね。
広告文を少し変えるだけでも費用対効果は変わりますし、画像を変えても変わります。広告を出稿する時間や曜日、季節によっても変わってきます。
実際に私も広告を扱ってみて、「興味を引くこと」の大切さを感じますし、同時に難しさも感じます。これは細かなテクニックというよりは、どうやって人の感情を揺さぶれるかという人間心理の本質になってきます。
言い方は少し悪いかもしれませんが、人をこちらの思い通りに動かそうとするのですから、簡単なことではないです。しかも自分が想像する以上に多くの人を動かそうとするわけですから。
広告は人の感情を扱います。人の心理を扱います。
広告の人を動かす力を身に付けるのは時間がかかると思います。一生勉強が続きます。
広告の最重要課題である「興味を引くこと」は難題ではありますが、興味を引くことができれば、得られるリターンはそれ相応に大きいはず、、、
終わりに
私も広告に携わる一人ですが、まだまだ駆け出しです。
こうした記事にすることで、広告の最重要課題である「人目を引くこと」の大切さを自分自身でも再認識できました。
もし広告に関して上手くいかないことがあるのであれば、興味を引けていない可能性が高いと思います。改めて、「人目を引くこと」を意識してみてはいかがでしょうか?