【目的思考】あらゆる問題の解決率を33%高める目的思考の習得法
目的思考、に惹かれてこのページに来られた方はおそらく感度の高い方だと思います。
なぜなら、目的思考はどんな場面でも使える一生物のスキルだからです。あるかないかで人生を左右するスキルと言っても過言ではありません。
目的思考は書籍によっては言い方が変わるかもしれませんが、本質はほぼ一緒です。
あなたがこれを習得できれば、周りの人達よりも一歩先を行くことができます。
今回はその目的思考を習得する秘訣を3つに分けてみました。ぜひ参考にしてみてください。
まずは、目的思考について改めておさらいしておきましょう、、、
目次
目的思考のおさらい
目的思考とは、物事の本質を見抜く思考のことです。
どういうことか?例えば、あなたが営業マンだとしましょう。
上司からは売上を上げるように指示されているとします。しかし、上司の指示通り売上を上げるために必死に営業に打ち込むものの、全く売上が伸びない。
なぜ売上が伸びないのでしょう?こんなに必死に働いているのに。こんなに必死に商品のメリットを伝えているのに全然売れない。
営業スキルが足りないのでしょうか?それともそもそもこちらの商品が悪いのでしょうか?もしくは受け持ったお客さんが悪かったのでしょうか?
ここで目的思考の出番です。
この問題の本質は何でしょう?
営業マンの仕事は、売上を上げるのではなく、物を売るのが仕事です。この2つは微妙に違います。
なぜ物が売れるのか?その理由は、お客様に喜ばれるような提案ができたからです。
もっと言えば、お客様の望むことと商品のメリットがマッチしている、と気づいてもらえたから売れるわけです。
なぜ売上が伸びないのか?それは、この本質が分かっていないからです。
数字ばかり追い求めてしまい、本来一番大切なことが見えなくなってしまうんです。
しかし逆に、この本質を分かっていた場合どうなるか?
適切なお客様をリサーチして、お客様から望んでいることを引き出し、こちらの商品のメリットとマッチしていることを伝えます。
お客様に「それいいな!」と気づいてもらえれば、売れますよね。
ここでの目的は、売上を上げることではなく「お客様に喜んでもらえるにはどうすればいいか?」というわけです。目的を見失わなければ、当然結果もついてきます。
目的は何か?何のためにやっているのか?それを常に考えるのが目的思考です。
本質的なものの見方が必要な理由
なぜなら、本質を見失うと取り返しのつかないことになるからです。
目的と手段は違います。一つ例を挙げますね。
良い大学に入ることは「目的」でしょうか?違いますよね。
良い大学に入るのは、良い会社に入るという目的のための手段ですよね?
ではなぜ良い会社に入るのでしょうか?
ここで答えが止まってしまった人は目的を見失っている可能性が高いです。
人生の目的は人それぞれですから、ここでは割愛しますが、何が言いたいかというと、目的がはっきりしていないまま行動すると人生を棒に振りかねないということです。
仕事も恋愛でもなんでもそうです。問題の大きい小さいも関係ありません。
目的・本質を見失うと本当に望んでいる結果を手にできなくなってしまうんです。
しかし、本質を見抜く力があれば、望む結果を手に入れられる確率が格段に上がります。
なので、目的思考が必要なんです。
目的思考を習得する3つの秘訣
でもどうやって目的思考を習得すればいいのか?そこが肝心ですよね。
シンプルな3つの秘訣があります。シンプルとは言っても奥が深い秘訣です。
さまざまな著作で語られている秘訣なので、あなたも目にしたことがあるかもしれません。
20%を見極める
80:20の法則、パレートの法則はよく耳にしますよね。
物事には不均衡があるという考え方です。
例えば勉強で言うと、20%の時間で得た知識で80%の試験問題に解答できるとか。
働けば働くほどお金持ちになれるわけではない、という事実も不均衡を証明しています。
つまり、この20%を見抜き、ここに力を注げば、高い成果を得られるということです。
20%を見極めるには、普段の自分の生活を振り返ってみて、80:20に分解して考える癖をつけることがポイントです。
この数字自体には意味はありません、肝心なのは不均衡ということです。95:5かもしれません。
仕事、人間関係、お金、趣味、、、
なんでもかんでも80:20に分解して考えてみる。何が20%を考え続けることです。
なぜ?何のため?と自問自答する
日々の生活に追われていると、そもそもの目的を見失いがちです。
ですが、何のためにやっているのか?なぜこれをする必要があるのか?なにが本質なのか?それを意識して要所要所で自問自答することで、本質からズレずに物事に取り組むことができます。
これができるようになると、走り出す前に一歩立ち止まって本質を見抜くことができるようになりますし、走り出してからも軌道修正をすることができます。
目的思考を習慣にする
最後は、20%を見極めることと、なぜ?何のために?と自問自答することを習慣にすることです。
上2つの秘訣を習慣にすることが3つ目の秘訣です。
人間は21日間続ければ、それが習慣になると言われています。なので、まずは21日間続けてみてください。
続けた場合と続けなかった場合では、大きな差ができると思います。
しかし、万能な目的思考にも少し弱点があります、、、
注意!目的思考を対人関係で使うと、、、
これを人に使ってしまうと、厳しい・冷たい・ついていけない、そういう風に思われてしまい、人間関係が上手くいかなくなる可能性があります。
「何のためにそんなことしてるの?」「それやる必要ある?」「もっと大事なことあるよね」
ちょっと厳しい印象を受けますよね。
とはいえ、目的優先という考え方は必要なので、言い方を少し考えないといけません。
「こっちを優先した方が結果が出るはずだから試してみて」
みたいな感じで。
特にメールやメモ書きなんかの文面だと余計に冷たい印象になるので注意してください。
終わりに
目的思考を習得できれば、あらゆる問題の解決率を高めることができます。
さらに、本質が見抜けるようになれれば、余裕を持って対応できるというメリットもあります。
仕事や人間関係、お金、趣味。
あらゆる場面で使える一生もののスキルです。
これは学校でも会社でもなかなか教えてもらえないスキルなので、知らない人が多いです。
なので、目的思考を身に付けることは周りの人に差をつけるチャンスでもあります。すぐにできるようになるものではありませんが、習慣にしていけば必ず習得できます。
ぜひ今日からでも実践してみてください!