儲けるの語源は「信者」ではない!正しい語源は・・・
儲けるの語源は「信者」、つまり、「信者を増やせば儲かるから」だと思っていませんか?
だとすればそれは大間違いです。
今回は儲けるの正しい語源と、「儲」という漢字から考える人生をより良くする解釈の仕方をお伝えしたいと思います、、、
「儲ける」の正しい語源とは?
「今でしょ」でお馴染みの林先生いわく、、、
漢字の成り立ちは、「信者」ではなく「人偏(にんべん)に諸」が正しい成り立ちなんだそうです。
「儲ける」は「もうける」と読みますよね?
実は、もう一つの「もうける」、「設ける」とその語源は同じで元々は同じ言葉だったそうなんです。
「設く(まく)」という言葉はあまり聞いたことがないかもしれませんが、「用意する」という意味のこの言葉が、2つの「もうける」の正しい語源。
「設ける」はそのまま用意するという意味ですが、「儲ける」の方も、事前に必要なものを用意しておくことが利益を得ることになる、という考えから「儲ける」となったそうです。
「儲ける」と聞くと一般的にはうさんくさいとかインチキくさいとか抵抗を感じる言葉ですが、正しい語源を聞くと、理に適った言葉ですよね。
悪いイメージになってしまったのは、お金が絡む言葉であることと漢字の間違った解釈が広まってしまったせいです。
「信者」と書いて「信者を増やせば儲かるから」という解釈は間違っています。
しかし、私は「人偏に諸」が正しい漢字の成り立ちだと知った上で「信者」の方でも違う解釈をしてみたいと思います。
同じ「信者」の解釈でもマイナスの解釈ではなく、人生をより良くする解釈の方が絶対得ですから。
「信者」と書いて「信じる者はお金を引き寄せる」と解釈
あ、別にオカルト的な話ではないですよ?(笑)
成功を信じて努力を続けた者のところにはお金が集まってくる、という意味です。
実際、あなたも知っているはずです。お金を引き寄せる人たちのことを。
だってテレビの向こう側にいっぱいいますからね。
高層ビルを見上げれば、その上の方にもそういう人たちがいるでしょう。職種は問いません。
でも一部の天才だけの話ではありません。
才能という資源を持っていないなら、その分時間とか労力をかければ普通の人間でもその世界に限りなく近づけるはずです。そう信じています。
そういう意味では「儲ける」を「信者」と書いて「信じる者はお金を引き寄せる」という解釈もアリなのではないでしょうか。
少なくとも「信者を集めれば儲かるから」なんてうさんくさい解釈よりはずっと気分が良いです。
「信者を集めれば儲かる」のか?
「儲ける」の語源が「信者を集めれば儲かるから」というのは間違っていますが、「信者を集めれば儲かる」ということ自体は間違ってはいません。確かに言い方は良くないですけどね。
買ってくれるお客さんを「信者」と呼ぶのがどうなのか疑問は残りますが、実際、「熱狂的なファン」というのはいます。
アップルのiPhoneも何日も野宿していち早く手にしようとする人もいますし、アイドルの握手会に何十万とつぎ込む人もいます。
アーティストのライブは、会場という箱の中に何千・何万という人が集まります。安くはないグッズに何時間も並んで大量に買う人が大勢います。
当然、提供している側は儲けているでしょうね。
でもお客さんも販売側もそれが「WIN-WIN」だからそれでいいんです。それだけ需要がすごいということの裏返しですから。
終わりに
「儲けるの語源」という話からだいぶそれてしまいましたが、一つのテーマだけでもものの見方は色々ありますし、自分の生活や世間と照らし合わせて考えてみると、非常識だとしても実際にはそうなっていることって色々あると思います。
自分の知っている範囲、理解できる範囲の世界が正しいわけではありません。
つまり、色々考えて知識を付けておいた方がこれからの自分のためになるということです。
私もこのサイトを更新するために色々調べることで知識も増えましたし、考えも前より広がったかなと思います。知的好奇心って大事です。
もしあなたにも知的好奇心が少なからずあるのであれば、このサイトを色々見てもらえれば、得になることの1つくらいはあると思います。
できれば2つくらいは、、、あればいいなぁ・・・(笑)