乗り物酔いの予防マニュアル!原因を知って対策しよう!

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夏も本番となってきました。

旅行やドライブ、クルージングなど乗り物に乗る機会も増えるこの季節。

「酔うから乗り物は苦手なんだよなぁ・・・」

という人の為に、乗り物酔いの予防法をまとめました。

車やバス・電車、飛行機、船、ジェットコースターなどなど。乗り物は色々ありますが、基本的には根本となる原因は同じです。

まずは乗り物酔いの原因を知りましょう。

原因を知ればその対策も理解しやすいです。

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乗り物酔いの原因とは?

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今の時代、乗り物自体は色んな種類があります。

ですが、その根本となる主な原因はどの乗り物でも同じです。

それは、

「内耳の三半規管が感じる揺れや振動の情報と目の動きにズレが生じること」

です。これによって乗り物酔いが起こります。

普段であれば、歩いたり自転車程度の揺れや振動であれば目が慣れているので対応できています。感じた揺れの情報と目の動きに違和感がないので脳は混乱しません。

しかし、慣れていない揺れや振動によって眼球の動きが対応できないと、伝わる情報と目の動きの違和感を脳が感じて混乱してしまいます。

この混乱が不快感となり、自律神経が不安定になって酔いが起こるんです。

そのほかの要因として、睡眠不足や疲れ、排気ガスに臭い、酔うんじゃないかという不安感などもあります。こうした要因も自律神経を不安定にさせます。

酔いによって自律神経が不安定になると、吐き気・頭痛・冷や汗・むかつきなどの症状が出ます。

乗り物酔いの具体的な予防方法

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乗り物に乗る前に注意する3つのポイント

①コンディションを整える

睡眠不足や疲れは乗り物酔いに影響します。

空腹や食べ過ぎも実は影響してしまうので注意です。

コンディションをしっかり整えておきましょう。

②体を締め付けるような服装をしない

きつめのベルトやネクタイは緩めましょう。

服装もゆとりのある服装の方が楽です。

②苦手だと意識しないようにリラックスする

「また酔うんじゃないか」

という不安感は自律神経を不安定にさせ、思った通り酔ってしまいます。

苦手意識を無くすのは簡単ではないですが、深呼吸をする、親しい人と話す、といった様にできるだけリラックスしましょう。

もしどうしてもリラックスするのが難しいのであれば、事前に酔い止めを飲んでおきましょう。

酔い止めを飲んでおけば気分的にも少し安心できますよね。

乗り物を乗っている最中に注意する3つのポイント

①景色が見える揺れの少ない席に座る

揺れの少ない席は楽ですよね。

遠くの動かない景色を見れば目がついていきやすく酔いにくくなるのでオススメです!

②本やスマホを見ない

細かい文字は揺れやすく慣れていないと目の動きが対応できないので酔ってしまいます。

できるだけ遠くの景色を見て酔いを予防しましょう。

③新鮮な空気を吸う

車内であれば換気する。

船であれば甲板に出て新鮮な空気を吸う。

ゆっくり新鮮な空気で深呼吸してリラックスしましょう。

 

こうした予防を習慣にして続けると、乗り物の揺れ自体に慣れてくるので根本的な乗り物酔いの克服に近づきます。

なのでぜひ予防をしっかりする習慣を身に付けておきましょう!

乗り物酔い対策のマル秘テクニック

そのほかにも意外なテクニックがありますのでご紹介しておきますね。

・氷を食べる

・唐辛子を食べる

・炭酸飲料を飲む

・サングラスをかける

・ガムを食べる

・さきいかを食べる

・梅干しを食べる

・生姜を食べる

・チョコレートを食べる

・あめを舐める

などなど。

ガムやさきいかを食べあごを動かすと頭がはっきりして、胃の働きが正常化するという効果があります。

氷は溶けた冷水が胃に流れるとむかつきを抑えてくれ、冷たさが自律神経を整えてくれます。

あめやチョコレートは血糖値が上がり脳をはっきりさせてくれます。

炭酸飲料のアルカリ成分は胃の調子を整えてくれます。

梅干しは食べることによって分泌される唾液が三半規管のバランスを整えてくれますし、生姜は吐き気を抑えてくれます。

サングラスは視界を遮るので、目がついていかない、ということに対しての対策になります。

唐辛子に含まれるカプサイシンが乗り物酔いを抑える効果があります。

ただし、ここで紹介したテクニックは、あくまで対処で個人差もあるのであしからず・・・。

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終わりに

「病は気から」

これは有名な言葉ですね。

これを証明した面白い話があります。

乗り物酔いに悩んでいたある人が、知り合いに教えてもらったある方法を実践したのです。

そのある方法とは「梅をへそに塗る」という方法でした。

まぁ普通に考えてこんなの効果がないってわかりますよね?笑

実際それはただの迷信でした。

ところが、知り合いに教えてもらった通り梅をへそに塗ったら、乗り物酔いしなかったのです。

なぜか?

それは本人がこれで乗り物酔いはしなくて済む、と思ったからなんです。

まさに病は気からだったんです。

大事なのは、乗り物が苦手だ、また酔ったらどうしようという苦手意識をなくすこと。

まずはこの記事で紹介した予防方法を実践して習慣にしましょう。

だんだん酔いにくくなれば、苦手意識も薄れてきます。

そうすればもうあなたは乗り物酔いに悩むことはなくなります。

予防から乗り物酔いを克服してみませんか?

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