大人になるとは?大人になるには?そのために必要な6つの条件

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大人、とは一体どこからが「大人」なのでしょう?

僕も新人時代、考えたことがありました。

お金を稼げるようになればいいのかな?そう思っていましたが、何年か経って、そうではないことに気づきました。

自分より倍以上も年齢が離れている人や多くの大人を見てきた経験から分かるのは、目に見えない部分がまるで新人の自分とは違ったということ。

そこで今回は、大人になるとは?大人になるには?という疑問にお答えすべく、さまざまな要素から、大人に必要な6つの条件をまとめてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

その前に、まずは「大人」にはどんな基準があるのかを見ていきましょう、、、

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「大人」の基準

これは人によっては全く基準が違うと思います。たとえば、、、

・成人したら大人

・就職したら大人

・一人暮らしするようになったら大人

・自力でお金を稼げるようになったら大人

・一人で生活していけるようになったら大人

・生活面でも精神面でも社会を生き抜いていけるようになったら大人

大人、というとやはり重視されるのが「金銭面」と「生活面」です。おそらくこれが第一の基準になっていると思います。

そこから、社会経験をしていく中で精神面も大人になっていく。

まず大人の基準として必要なのは「金銭面」と「生活面」であることは間違いありません。この2つの基準は大人としての土台となるので必要です。

金銭力と生活力と精神力と能力

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とはいえ、金銭面と生活面のレベルというのは人によって違います。

それなりに良いマンションに住むのが最低限のレベルという人もいれば、ボロアパートでも全然構わないという人もいるでしょう。それは人によって許容できるレベルが違います。

ここでお伝えしたいことは、実は金銭面と生活面は後からでもなんとかなる、ということ。

たしかに大人の基準として、まとまったお金を稼げるようになることと、生活していけるようになることは必要です。しかし、それが必ずしも一番最初というわけではないということです。

そこで登場してくるのが、精神力と能力です。

精神力と能力というとザックリしていますが、精神力とは責任感とか誠実さといったことです。能力はさまざまですが、お金を稼いでいくスキル、コミュニケーション能力、貯蓄力といったことです。

はっきりしておきたいのは、お金を稼げるようになることとお金を稼げるスキルを身に付けることはまったく違うということです。

スキルとは、営業職であれば、売るスキルです。プログラマーであれば、プログラミングの能力です。つまり、その分野で結果を出せる技術ということです。

スポーツ選手を想像すれば分かりやすいですよね。スキルが身についているからこそ、球団やチームを変えても活躍できるわけです。

お金を稼ぐだけならバイトするか就職すればなんとかなります。しかし、それだと会社が潰れたらどうするんですか?

お金を稼げるスキルが身についていれば、たとえ会社が潰れたとしても、あなたが身に付けたスキルを求めている人が声をかけてくれるでしょう。

つまり、能力があれば、お金や生活力は後からでもついてくる、という話です。

実際、テレビ番組で、貧乏生活から一気にお金持ちになった話を見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

そして、その分野で結果を出す能力を身に付けるには、精神力も必要になってきます。

自立ではなく自律

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この話は精神力に深く関わってきます。

自立と自律には微妙な違いがあります。

自立とは、周りの援助を受けることなく、自力で独立すること。

自律とは、他からの支配や援助を受けることなく、自分のルールに従って行動すること。

自立しなさい、とはよく言いますが、本当の意味で自立するのは相当難しいことです。自立できるということは、金銭・生活・精神・能力、これらが一定の基準を超えているということ。

簡単なことではありません。

とはいえ、自律もそう簡単なことではありませんよね?なぜなら、そもそも自分のルールを持っていない人が多いからです。ルールとは言い換えれば規律です。

その規律を守れず、勉強せずにスマホで遊んでしまったという経験はあるあるだと思います。

誰かや何かに支配されたり、援助されたり、振り回されないようにしないといけません。さらに、自律とは「目的」があっての自律です。

何か成し遂げたいことがあり、そのために自分を律して行動する。そもそもの目的がないとできないことです。

金銭と生活という要素は後からでもついてきます。できない、というほどハードルは高くないからです。

しかし、能力は別です。スキルを身に付けるのは簡単ではありません。まず自分が身に付けたいと思うスキルを探す必要があります。ものによっては身に付けるのに10年単位かかるスキルもあるでしょう。

それを決断し、身に付けるために行動していくには自律が必須です。

大人になるとはどういうことか?大人になるにはどうすればいいか?

本当の意味で大人になるには努力が必要なんです、、、

大人に必要な6つの条件

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これまでの話を踏まえて、具体的に6つに分けてみました。

この6つを手に入れたとき、きっと立派な大人になったと両親に喜んでもらえると思います。

1)生きていく生活力

ここに当てはまるのは、金銭力と生活力ですね。

単純に収入もそうですが、家事や住む場所、貯蓄や健康も含まれます。

これは人によってレベルが変わってきます。大事なのは、そのレベルで自分が満足できるのか?ということ。

もっといい家に住みたい、もっと収入を上げたいと思うのであれば、ますます努力が必要になります。これくらいで十分と思えるところがあれば、それがベストだと思います。

2)この世の不利益はすべて当人の能力不足

このサイトでもたびたび引用している、漫画「東京喰種」の中に出てくる言葉です。

何が言いたいかというと、自己責任感が大切、ということです。

他人のせいにしたり言い訳したりするのではなく、何か悪いことがあったときは自分の責任だと本気で思えるかどうか?

助けてくれる、誰かがなんとかしてくれる。そんな思考を切り離さないといけません。

ここが子どもと大人をはっきり分けるポイントだと思います。

3)目的を持って毎日を一生懸命生きる

先ほどもお話しした「自律」に関係してきます。

あなたは何のために勉強してるんですか?何のために仕事するんですか?

この目的が明確で燃えるようなものじゃないと、毎日をダラダラ過ごすことになります。

家族を養っていかないと、そう思うから世の中のお父さんは頑張れます。家族のために頑張らないと、そう思うから世の中のお母さんは頑張れます。

あなたは毎日を一生懸命生きていますか?

4)終わりを思い浮かべる

完璧な人間なんてこの世にいません。しかし、死ぬ間際に自分の人生に満足して死ぬ人と後悔して死ぬ人がいることは想像できます。

あなたはどちらを選びますか?

僕はダラダラ生きるより、毎日一生懸命生きてから最期の瞬間を迎えたいです。

子どものころは時間が無限にあると思っていました。でも成人すれば時間の流れが加速します。学生時代の3年間と社会人になってからの3年間ではスピードが全く違います。

ボーっとしていたら年齢だけ重ねることになります。

将来よりもっと先の終わりまで思い浮かべて行動できるかどうかが大人に必要な条件です。

5)マイナス思考の慎重さとプラス思考の回復力

「プラス思考とマイナス思考の長所を組み合わせたら、、、」

という記事の中でもお話ししました。

私たちは失敗は悪だと教えられてきました。だから失敗すると怒られます。怒られると自分が傷つきます。だから失敗しないように行動しがちです。

でも失敗は何かを失うわけではありません。むしろ「失敗したという経験」を得ることができる貴重な機会です。次に同じことはしなければいいだけの話です。

それよりも失敗を恐れて現状維持で止まっている方が問題です。現状維持は動いていないのと一緒です。でも失敗は進歩です。

本気でそう思えるプラス思考が必要です。

でも、ただ突っ走ればいいわけではありません。マイナス思考の慎重さも必要です。十分な時間をかけて慎重に計画し準備することも必要です。

どちらの要素も柔軟に発揮できるのが、社会で生き抜いていく大人たちです。

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6)素直さ誠実さ

年齢を重ねるにつれて、素直さと誠実さがどこか欠けてしまうことがあります。

もちろん人に対して素直であること、誠実であることも大切です。ですが、自分に対しても素直で誠実であるかも大切なんです。

自分との約束を守れるかどうか。自分を押さえつけてないかどうか。

自分に対しても人に対しても、素直で誠実である人は社会で好まれます。それに成長のスピードも早いと思います。

成長するからこそ忘れてしまうこともあります。こうした純粋さも大人は忘れないようにしないといけません。

終わりに

と、偉そうに言ってきましたが、僕自身もこれを完璧に身に付けているわけではありません!ごめんなさい!これを目指している段階です、、、

もしあなたが「大人になるにはどうすれば・・・?」という疑問があるのであれば、ぜひ参考にしてみてください。

6つの条件のうち一つでも取り入れることで、日々の生活が良い方向に進んでいくと思いますよ!

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