成功事例と失敗事例から学ぶ!仕事や勉強で役立つ4つのこと
今回のテーマは成功事例と失敗事例についてです。
あなたに達成したい目標や成果を上げたい何かがあるのであれば、成功事例と失敗事例から学ぶことは、かけた時間と労力以上の価値をもたらしてくれます。
「原理と原則の違いを知って人生に役立てる方法」という記事で原理原則という考え方をお話ししました。
なぜ成功したか?にもその原理原則があるのと同様に、なぜ失敗したのかにも原理原則はあります。それを学ぶことは必ずあなたの為になるはずです。
とはいえ、成功事例と失敗事例からどうやって何を学べばいいのか?という疑問もあると思います。
事例から学ぶための次のような4つのポイントがあるので参考にしてみてください。
目次
何が「成功事例」なのか?何が「失敗事例」なのか?
事例から学ぶ前に、何が「成功事例」なのか?何が「失敗事例」なのか?をまずは考える必要があります。
結果があるのなら、程度の差はあったとしても成功か失敗かどちらかに分かれます。
例えば、少し難しい大学に受験するとします。
大学受験のようなものであれば、受かるか落ちたかの結果がはっきりと分かりやすいです。
ここには「合格した成功事例」と「落ちた失敗事例」がありますよね。
この結果だけを見て終わり、ではなく、なぜ合格することができたのか?なぜ合格できなかったのか?を分析することが自分の成功のためには役立ちます。
志望する大学に行っている知り合いがいるのであれば、何をして合格したのか聞いてみるとか。
なのでまず、成功した失敗したという結果が出ているものに関しては「なぜ?」を考える癖をつけておくと今後役立ちます。
まずは「なぜ?」です。そして次が、じゃあ「何を?」という本題です。
成功事例と失敗事例から学ぶための4つのポイント
①どういう行動をとっていたか?
行動するかしないかは成功するかしないかと大きく関係しています。
先ほどの大学受験の例に当てはめれば、合格するには合格するだけの行動をしていたからこそ合格したわけです。逆にその合格するだけの行動をしなければ落ちるということでもあります。
であれば、合格するだけの行動をすればいいんです。
だからどういう行動をすれば成功するのか?それを分析するのがまず1つ目のポイントです。
成功する人が10時間かけていて失敗した人は3時間くらいしかかけていなかった、といった数字で見れるものであれば分かりやすいですね。
②何を考えていたか?
結果には行動ともう一つ、思考が大きく関係しています。
結果を生むのは思考と行動です。もっと言えば、思考があっての行動が結果を生みます。良くも悪くも。
その行動にはどういう考えがあってのことなのか?これを分析するのが2つ目のポイントです。
成功した人は何を考えていたのか?失敗した人にはそれがあったのかなかったのか?それを知ることは確実に役立つでしょう。
③どんなリソース(資源)を使っていたか?
結果を出すためにはリソースが必要です。
リソースとは時間・お金・人脈・知識・情報・技術・物・環境といったもののことです。
料理を美味しくするには、材料・作る人・作れる環境・道具といったものが必要ですよね?そして何より「レシピ」が必要です。
つまり、どんなリソースを使っていたか?を分析することで、そのレシピを手に入れることができます。
時間をどれくらいかけていたのか?お金はかけたのか?人脈が豊富だったのか?知識はあったのか?情報収集に長けいたのか?スキルが身についていたのか?環境が良かったのか?
そのレシピを知ることが目標達成への近道になるはずです。
④さらに「なぜ?」を深めていく
行動・思考・資源。
この3つについてさらに「なぜ?」を深めていきます。
例えば、先ほどの大学の例。
大学合格→なぜ?→毎日10時間勉強していた→なぜそこまで勉強できた?→自分なりにルールを決めて破らないようにした→なぜそこまで自分を律することができた?→自律する秘訣を学んだ→どこでそれを知った?→有名な著書。
といったように。
しかし、この例では「なぜ?」の深め方が直線的なので分析が一通りしかできません。
より広範囲にするためには「マインドマップ」がオススメです。
https://jp.xmind.net/
マインドマップとは、簡単に言えば連想ゲームみたいな形で、中心にテーマを決めてそれについて考えていることをどんどん広めて思考を見えるようにしたものです。
マインドマップを使うことで多種多様に分析を広げることができます。
ちなみに私はこの「X mind」というソフトを使っています。
もう一度言いますが、分析するポイントは行動・思考・資源の3つです。
この観点から離れないようにしましょう。
この3つの観点をマインドマップで広く深くしていけば、成功の秘訣と失敗の理由がだんだんわかってくると思います。
原理原則と常識は関係ない
人間は自分の知らない範囲にことが及ぶと否定的な反応をとりがちです。
簡単な例で言えば、食わず嫌いとか、人の趣味とか。
自分の常識が正しいという認識がどこかにあるんです。だから自分の知らないものには否定的だったり理解を示そうとしないんです。
でも残念ながら自分の常識が正しいとは限りません。なぜなら「結果」というのは主観的なものではないからです。
結果にはその結果が出るだけの原理原則が必ず存在します。それは人間の常識や感情とは全く関係のない絶対的なものです。
出た結果に満足するか、満足しないかそれだけの話です。
成功事例や失敗事例を分析していくと、常識外のものが見つかるでしょう。不可能だ無理だ自分にはできない、何とか理由を見つけ出して言い訳をしようとしますが、その非常識なものこそ原理原則です。
非常識であってもそれが絶対的なルールです。
逆に勇気を出してその原理原則に従ってみると全く違う世界が見えてくるはずです。
なぜ成功したのか原理原則を探してみてください。必ず役に立つはずです。
終わりに
と、ここまで偉そうに言ってきましたが、はっきり言って私も発展途上です(笑)
できてないことが山ほどあります!(笑)
私自身、今、「これが原理原則かなー?」と探しながら磨いているところです。
結果出してないヤツが何言ってんの?って感じですが、こうして記事にすることで自分自身理解が深まりますしより価値観が根付くので、、、ごめんなさい勘弁してください。
なので説得力に欠けるかもしれませんが、それでもそこまで大きく外れている考えではないと思っています。
原理原則や価値観の話で言えば、「7つの習慣」にかなり影響を受けているので、気になる方はぜひそちらを読んでいただければと思います、、、