積極性を身につける方法とこんな考え方
「積極性」とは社会において非常に重要な資質です。
積極的な人間は、会社においても人間関係上でも重宝されます。
自分が上司という立場であると想像すると、積極的に仕事に取り組む人とあまり動かない人では評価するのはどちらか目に見えていると思います。
ではどうすれば積極性を身につけることができるのでしょうか?
積極性について、一緒に考えてみましょう。
なぜ積極的になれないのか?
まず「なぜ積極的になれないのか」積極性の障害となる理由を考えてみましょう。
積極的になれない理由は大きく分けて2つの原因があります。
①気付いても動かない
バーベキューの準備で例えてみましょう。
積極性のある人間であれば、準備の手順を把握し、テキパキと動きます。
飲み物はクーラーボックスに入れよう。
クーラーボックスに氷と水を入れる必要があるから氷を買ってこないといけないな。
〇〇が食材の準備をしてくれているから、自分はイスと机の準備をしよう。
ゴミを一つにまとめられるように大きめの袋を準備しておこう。
着火剤に火をつけて・・・炭も用意して・・・
とその場その場でテキパキ動きます。
しかし、ここで言う「気付いても動かない」人はどういう特徴があるか?
・火をおこすのはめんどくさいな、誰かがやってくれるだろう
・食材の準備とか大変そうだな、イスの準備は楽だからこれにしよう
・買い出しは遠いしなぁ、まぁ誰かに任せよう
このようにその作業の中で重要な部分は分かっていても、動かない人がいます。
責任、難易度、手間、そういったものを嫌いがちです。
めんどくさいことはスルーする悪い習慣です。
自分は違う・・・と思う人もいるかもしれませんが、ほぼ無意識でこのような「気付いても動かない」という悪い習慣を行ってしまう場合もあります。
学生時代に部長とか委員長とか生徒会長といった役職から避けてきた人であれば、なおさらに。
②そもそも気付けないから動けない
積極性のある人は気付くことも早ければ決断も早い上に行動も迅速です。
そのような積極性のある人間になる為には、まずそもそも「気付く」ことができなければいけません。
気付くことができないと、先ほどのバーベキューの準備の例で言えば、なにをどう準備したらいいのか全く分からず、身動きがとれなくなります。
周りから見れば、突っ立ってないで手伝ってくれよ、何サボってんの?、こいつ何やってんの?、と当然印象は良くありません。
気付かないというのはかなり大きい問題となります。
このように2つの理由があると思います。
どちらか当てはまりましたか?
現時点で当てはまったとしても問題ありません。
あなたの積極性を邪魔する2つの理由がここで見つかりました。あとは意識して直すだけです。
積極的に行動する3つのステップ
積極的に行動するためには、3つのステップがあると考えます。
①気付く
②決断する
③行動する
この3ステップです。何をどう動くか。
積極性を身につけるためにはこの3つのステップを習慣にしなくてはいけません。
積極性を身に付ける方法と考え方
上記の3つのステップで一番重要なのは①「気付く」ことです。
気付けなければそもそも何もできません。
把握してなければ動くことはできません。
仕事で例えてみましょう。
仕事でお金を稼ぐ以上、その仕事で一人前にならないといけません。その職場で上手くやっていかないといけません。
であればまず、上司と仲良くすることは必要だと「気付く」必要があります。
なぜなら上司と仲良くしておくことで、目を掛けてもらえるからです。
上司から好かれている人と嫌われている人とでは上司からの評価も対応もまるで違います。
上司だけでなく先輩もそうです。
仕事を教えてくれる先輩と仲良くなれば気軽に質問することもできますし、いざというときに助けてもらえます。仲良くする必要はありますよね?
上司や先輩と仲良くする必要があるなと「気付いたら」良好な関係を築こうと「決めて」日ごろからコミュニケーションをとるといった「行動」をします。
この例の大前提は「これからこの仕事を続けていく上で同じ職場の人達と上手くやっていかないといけない」と気付くことが必要になります。
積極性を身につけるには「気付く」ことが大切です。
その為には常に考えて周りをよく見ること。
常に頭を回転させて考えましょう。
「自分はなにをすればいいか?」
「これは自分にとってどう役立つだろう?」
「他にできることはないか?」
「この仕事ではなにが大切か?」
「この人はどういう人なのか?」
「この人は何を望んでいるのか?」
「どうすれば喜んでもらえるか?」
「どうすればもっと良くできるか?」
「この人は何が嫌だろう?」
常に考えて探しましょう。この答えを。
仕事上でも人間関係上でもこのように探す習慣を付けることで、積極性が身についてくると思います。
気付くことができれば、それが自分にとって判断が付かない難しいことだとしても他の人に質問することができますし、そのアドバイスに沿って行動することができます。
気付くことができれば、行動して失敗したとしても、その失敗は素晴らしい経験となります。
失敗した原因はなにか?、優先順位は間違ってなかったか?、次はどう改善するか?
このようにさらに成長することができます。
積極性とは、気付いて決断し行動することを繰り返せば繰り返す程、身についてきます。
最初は、仕事場のゴミ捨てといった小さなことからでも構いません。
ゴミが溜まっていることに気付いたら、誰かがやるだろうとスルーするのではなく、自分が動いて捨てる。
たかがゴミ捨てかもしれませんが、あなたがゴミ捨てを積極的に行っている姿を上司が見たら評価が上がるかもしれません。
なのでどんどん行動してみてください。
優先順位が違うとか失敗するとか、そんな心配もあるかもしれませんが、やってみなければ結果を得ることはできません。
死なない限り失敗してもなにも問題ありませんから大丈夫です。
終わりに
今回は積極性を身に付ける方法と考え方についてまとめました。
当サイトの管理人も積極性を身につけたいと思っています。
なので今回こうした方法や考え方をシェアしたいと思いました。
勇気も入りますし責任も出てきます。
簡単ではないです、難しいです。
それでも積極性を身につけたいです、身につけます。
ぜひ参考にしてもらえればと思います!
積極性を身につけたいあなたのお役に立てていれば幸いです!