新人バイトの間違った言葉遣いを注意する方法
「あいつの言葉遣い注意したいけど・・・」
間違っていると指摘したいけど、ちゃんと話を聞いてくれるのか?反発してこないか?理解してくれるか?そんな不安って結構あるあるですよね。
でも早めに注意して直させないといけません。
ではそんな時どういう注意の仕方をすればいいのでしょうか?
目次
言葉遣いを注意する前に・・・
まずは「バイトの言葉遣い・姿勢マニュアル!場面別の具体例で説明」をご覧ください。
自分ができていないことを棚に上げて人に注意することはできません。
まず自分が正しい言葉遣いができているか一度確認してみてください。
間違った言葉遣いをどう注意する?
お客様の見えるところで注意するのはやめましょう。
お客様に聞こえる声で注意するのはやめましょう。
注意するという意識より、こうすべきなんだよ?と教えるつもりで声を掛けましょう。
①お客様への言葉遣いが間違っている時
これは最優先で直すべき間違いです。
「お客様は第一」であると新人に伝え、間違った言葉遣いはお客様に失礼であると教えます。
なぜならお客様への間違った言葉遣いはそのお店の信用に関わります、極端に言えば売り上げに関わります。
このことをしっかり教えましょう。
そして逆に正しい言葉遣いをすれば評価が上がることも伝えれば素直に聞いてくれるはずです。
先輩風を吹かして上から目線で言うのではなく、「正しい言葉遣いで接客することが常識」であると客観的に優しく伝えましょう。
②先輩への言葉遣いが間違っている時
タメ口、敬語を使わない。
社会のルールとして先輩には敬語を使うのが常識です。
後輩は先輩から仕事を教えてもらいます。
仕事を教えてくれる人に対してタメ口で話すなんていうのは非常識で失礼です。
「目上の人にタメ口は失礼だから直した方がいいよ」
「先輩に敬語を使うのが社会のルールなんだよ」
と伝えてください。
当たり前のことだけに案外はっきり教えてくれる人は少ないものです。
言葉に出してはっきり伝えてあげましょう。
間違いを指摘する時は客観的であれ!
ここまで2つの例を出してきました。
どちらの場合もお客様の見えない聞こえない所でちゃんと注意し、何が正しいのかを教える必要があります。
なぜならその新人の為にもお店の為にもならないからです。
しかし上記でも軽く触れましたが、ただ注意すればいいというわけでもありません。
「何を伝えどういう言い方をするか」というのが大事です。
では逆の立場になって考えてみましょう。
自分が注意される側だとして、何をどう言われれば素直に納得して改善しようとするでしょうか?
怒鳴って汚い言葉で命令されるような言い方で、あなたは素直に納得するでしょうか?
それとも、
的確にそれが必要なことであると穏やかな言い方で伝えてもらえれば、あなたは素直に納得するでしょうか?
まぁ普通に考えれば穏やかに言われた方が、納得して次は気を付けようと思いますよね。
普通は。
つまり、主観的になって怒るように注意するのではなく、客観的に必要な事実を穏やかに伝えるのが間違いを正しく指摘する方法なんです。
終わりに
ただ誰もが素直に聞いてくれるとは限りません。
お金さえもらえればどうでもいいと思っている人には何言っても響きません。
バイトだしどうでもいい、辞めたくなったら辞めればいい、そう思っている人にも響きません。
それでも必要なことなので注意すべきです。
注意しても聞かずに間違った言葉遣いを直さずにいると、その人はきっと後々恥をかきます。
恥をかく程度で済めばいいですがお客様とトラブルになる可能性だってあります。
その時にあなたが注意してくれたことを思い出すかもしれません。
「あの人の言うことは本当に正しかった・・・」
「あの時素直に言うことを聞いていればこんなことにならなかったな・・・」
時間は掛かっても気付いてくれるかもしれません。
だからあなたが注意することは非常に意味のあることです。
今回の記事をまとめると、
「新人バイトの言葉遣いを注意する時は、客観的に何故それが必要でどう直せばいいかを穏やかに伝えること!」
でした。