職場に「無関心」な空気を漂わせる最大の原因、、、
「なんだこの違和感は、、、」
社会ってそんなもんなんだ、と思っていました。だってそれが当たり前だから。
でも、違和感を感じました。
もしかしたらあなたもこの違和感を感じているかもしれません、、、
なぜうちの職場はこんなにも他人に無関心なのか?
これは私が感じたことです。というかむしろ私自身も無関心でした。
質問をすれば答えてもらえます。
自分の仕事で忙しいはずなのに、僕に仕事を教えてくれました。教育制度も割としっかりしていて、勉強会のようなものも定期的に開いてもらっていました。資料も十分。座学だけでなく、現場に行って教えてもらうこともできました。
幸いなことに上司からも可愛がってもらいました。コミュニケーションも他の部署に比べれば活気がありました。
なのになぜか違和感があるんです。
今思えば、その違和感こそ、「無関心な空気」でした。もちろん全員が全員仕事や同僚に対して無関心というわけではありません。ですが、職場に漂う空気感は間違いなく「無関心」。
仕事はバリバリできて人との協力もできて後輩の指導もできる。
なのに、みんな無関心なんです。ただこなしているだけ。それが仕事だからやっているだけ。そういう空気感。
組織の一員として給料をもらっている以上、与えられた業務をきっちりやるのは当然です。
でも、そもそも何のために仕事しているんでしょう?
お金?安定?家族?
もっと言えば、何のために「その仕事」をしているんでしょう?なぜ他の選択肢はないんでしょう?
僕のいた職場の人達は何を目的にその仕事をしていたのか、今となっては分かりません。
ただ、一つだけ言えることは、不満を言いながら毎日がただ流れていただけ、ということ。
目の前の仕事をこなし、職場の人とそれなりにコミュニケーションをとり、月末に入ってくる給料を楽しみに毎日過ごす日々の繰り返し。
閉鎖した空間でした。
なぜ無関心な空気が職場に漂うのか?
もし、本当にその仕事が好きな人の集まりで、もっと職場共通の目標や理念があって、一人一人が本気だとしたら、絶対に「無関心な空気」は漂わないはずです。
自分の仕事に情熱を持って、高い目標に向かって進むわけですから、活気があってもっと協力し合えるはずです。
でもそうならない。なぜか?
無関心な空気を生む原因は、月末になれば給料が入ってくるという感覚だと思います。
当たり前の感覚かもしれませんが、これについて深く考えないのは危険です。
そこには、仕事はお金を稼ぐための手段に過ぎないという意識があるわけです。自分や家族の生活が第一、仕事はそのための手段。
この考え方は、仕事は「仕方なくやるもんだ」という価値観が根付く原因です。だから「仕事は我慢するもの」「やりたくないことでもやるのが仕事」という話を耳に入ってくるわけです。
もちろん我慢の時期もあるでしょうし、やりたくないことをやる時もあるでしょう。でも定年までそれを続けることがあなたにとって理想の人生なんですか?
そうじゃないはずです。だって人が羨むような生活を送っている人が世に中にはにいますから。
会社に入ってしまえば、その会社が自分の生きる世界になります。
そうなると一歩外のことが見えなくなるんですよね。仕事はただの手段と考える「無関心な空気」が漂っている職場にいれば絶対にその影響を受けます。
職場にいる人は仲間ではなくただの同僚。家族でも友人でもなければ赤の他人。
でも仕事だからコミュニケーションをとる。仕事だから仕方ない。
無関心ですよね。
情熱と理念は人を動かす
①年収1000万が約束。他の条件も良いが仕事内容がイマイチよくわからない職種
②自分が情熱を注げて、会社の理念も自分の価値観と合う楽しそうな仕事、だけど年収500万
あなたはどちらを選びますか?
僕であれば、②を選びます。単純にやりがいがありそうですし、同じ価値観を持った人が集まっていることが想像できるからです。
①の条件で選べば、同じように条件で選ぶ人が集まることが想像できます。
お金を目的に集まったということは、意識的にも無意識的にも「月末になれば給料が貰える」という感覚を持っている人が多くいる可能性が高いです。
①と②、どちらが無関心な職場になると思いますか?
①ですよね。
金銭を優先するかやりがいを優先するか。それは人それぞれだと思います。
でも、職場の雰囲気を考えれば、②の方が良いですよね?
もしあなたの職場にも無関心な空気が漂っているなら①の可能性が高いです。そしてあなた自身も仕事に対して無関心なのであれば①の価値観なのでしょう。
あなたが現状維持でも構わないなら問題ありません。
しかし、②の価値観の方が良い!と思うのであれば、できるだけ早く情熱を注げる職種を見つけるべきです、、、
終わりに
情熱も理念もない職場には無関心な空気が漂います。
無関心な人間を集め、無関心な人間を育てます。
やがて出来上がるのは、会社のために働く忠実な組織の一員です。
あなたの人生のことなんて考えていません。「あなた」ではなく会社のために働いてくれる「人材」を求めているんです。
あなたは現状維持を選びますか?
それとも、自分の人生を本気で見直してみますか?
時間は限られていますから、早めに決断することをオススメします、、、