就活がしんどいという方へ、視野が広がるこんなアトバイス
就活はしんどい。就活はつらい。
しにたい程嫌という人もいるかもしれません。
そんな就活生が良い方向に動けるようなきっかけになればと思い、書き殴りました。
アドバイス、と言えば大袈裟かもしれませんが、経験者として何か伝えられることがあると思いますので、、、
本当にそれで大丈夫?もう一度真剣に考えてみて欲しいこと
面接にも出てくるこんな質問。
「あなたは何のために就職するのですか?」
こう聞かれたらなんて答えますか?
・・・当然、お金のためだったり生活していくためですよね。
では逆にこう質問してみます。
「あなたは何のためにお金を稼いで生活するのですか?」
さて、こう聞かれたらなんて答えますか?
自分のためですか?家族のためですか?
では、果たして今こうして無理やり就活して苦しんでいるのは自分のためになっているんでしょうか?就活してしんどい思いをしているあなたを見て家族は喜んでいるでしょうか?
脅かすわけではないですが、就職すればもっと大変な毎日です。
しんどい毎日の繰り返しです。わからないことだらけで失敗もするでしょう、先輩にも怒られるでしょうし、雑用ばかりかもしれません。
人間関係もめんどくさいですし、社会人としてのマナーも必要です。
学生から社会人になって環境も変わり、辛く苦しいことを我慢する毎日でしょう。
慣れてきたとしても、やりがいがない、興味が持てないと感じるかもしれません。
それでも今以上の条件の会社に転職できるか分からないからなんとかやっていくしかない。
さてさて、お金を稼いで生活していくためにそこまで自分の人生を我慢する必要はあるのでしょうか?
別にサラリーマンを悪く言いたいわけではありません。就職してその仕事のやりがいを見つけて何十年と働き続けるのは純粋に尊敬できます。
ただ、誰もがそうである必要はないと思います。
多くの人は「就職するのが当たり前」と考えています。
なぜなら大半の人は会社に就職する人生を選ぶからです。
その一方で、あなたのように就活がしんどいと思う人も就職してからもしんどいと思う人も多いのが事実。
誰もが歩んできた道だから甘えるなと、上の年代の人は言うかもしれませんね。
その誰もがとはいったい誰のことを言ってるんでしょうね。
よく周りを見渡してみてください。
テレビを見ればサラリーマンよりも圧倒的にお金を稼いでいる人はいくらでもいます。しかも自分たちよりもずっと楽しそうです。
あなたの髪を切ってくれる美容師さんもオシャレで華やかに見えます。
スタバに行けば、きっちりとした格好をした清潔感のある男性がコーヒーを飲みながらパソコンのキーボードを叩いています。
街に出れば、美味しいラーメン屋さんもありますし店の大きさは小さいけど常連さんに愛される焼肉屋さん、若者向けの独特なファッション店など色んなお店があります。
本屋さんに立ち寄れば、小説から漫画本、雑誌に週刊誌、写真集やビジネス書籍、資格や受験用のテキストなど様々な本が並んでいます。それだけの本を作る人達がいます。
よーく周りを見てみてください。
私たちの生活にはもっと魅力的な仕事で溢れていると思いませんか?
あなたが就活先に選んでいる会社は、あなたにとって本当に魅力的ですか?
人生の割合のうち、仕事は多くの時間を占めます。
それなのに自分が魅力的だと思わないことに自分の人生の多くの時間を費やすのですか?
「あなたは何のために就職するのですか?」
この質問は本当の意味であなたのことを気にかけているわけではないです。どちらかと言えば、あなたがうちの会社にとって都合の良い人物かどうかを気にしているわけです。
そしてあなたもそれを感じて都合の良い人物になろうとする。自分を押し殺して。
適切に質問をするのであれば、、、
「あなたは何の仕事がしたいですか?」
これは自分の将来を考えさせてくれる質問です。
この質問の答えをもう一度真剣に考えてみませんか?
我慢、苦しい、辛い、しんどい、それならやらなくていい
私が就職したとき会社の先輩にこう言われました。
「若いうちに苦しい思いはしておくべきだよ、後々役に立つから」
はい、全くその通りだと思います。今でもそう思います。
ただし、この言葉に関しては先輩と私とでは価値観による理解の大きな差があります。
というのも、先輩としては「この会社で若いうちに苦しかったり辛かったり色々経験しておくと、年を重ねてからもその経験が役に立つ」という意図があってこう言ったんだと思います。
でも私の価値観に照らし合わせて理解するなら、「自分の強みや情熱があった上で」という前提が付きます。
たしかにそうした「経験」というのは後々役に立ちます。
しかし自分にとってそれが、する必要もなければ興味もない情熱も燃えないようなことに関しては別だと思っています。
そもそも我慢とか苦しみとか辛いとかしんどいとかって感じたくないですよね?
別に甘えた話ではないですよ。やる必要があることはやらなければいけないので。
問題は、やる必要があるという判断を何を基準とするかだと思います。
就活は絶対に就職するべきだと思うからそうして就活をがんばっていると思います。
しかし、辛いしんどい、と苦しむ人がいるわけです。
どれだけ落とされようと執念で何社も受けに行く人は絶対に就職できるでしょうね。
でもその執念を持てずにしんどくてドロップアウトしてしまう人もいます。
それはなぜか?
ドロップアウトしてしまう人がダメ人間だからではありません。
就職するということに対して情熱が持てないからです。
自分の強みや情熱があった上での、我慢や苦しみ、辛かったりしんどかったりする感情はやりがいに変換されます。今自分のやっていることに情熱が燃えているなら目の前の壁はなんとしてでも乗り越えたくなります。つまり、執念です。
情熱はいつしか執念になって、自分の思った通りの結果が出るまで挑戦し続けるわけです。
情熱を持てなければ、途中で諦めてしまいます。
もしあなたが就職に情熱を持てないのであれば、まだあなたが魅力的だと思う仕事や会社が見つかっていないだけです。
ただそれだけのことです。
なかなか見つからないのであれば、あなたが手に入れたい「スキル」を探してください。
美容師、医者、看護師、弁護士、お笑い芸人、プログラマー、漫画家、小説家、消防士、建築士、自動車整備士などなど・・・。
スキルを手に入れてその道のプロになれば、仕事はいくらでも付いてきます。
そして、自分の強みや情熱がその道にあれば、辛いことやしんどいことがあったとしても乗り越えていけるはずです。
あなたはまだ出会っていないだけです。
辛いことやしんどいことを我慢するのではなく、辛いことやしんどいことすらもやりがいになる何かを探しませんか?
本当に目を向けるべきは自分
周りの人がどんどん就職先が決まってくると焦りますよね。
親や友達から就職できるように祈ってる!と言われて面接に行っても落ちてしまって恥ずかしさと情けなさと自己嫌悪でいっぱいいっぱいに・・・。
劣等感で潰されそうになり、周りからの目や友達や親の視線に吐き気がする。
そうした気持ちも分かります。落ちれば落ちるほど、自分はいらない人間なんじゃないかと思えてきます。
でも、ここまで読んでいただいてなんとなくでも内容を考えてくれた人は分かると思いますが、それはまだ出会っていないだけです・・・あなたに合った仕事、会社、スキルと。
周りなんて関係ないんです。
周りの人間がさっさと就職しようと、親からプレッシャーをかけられようと、あなたには関係ありません。そんなことはどうでもいいことです。雑音です。
あなたは、あなただけの自分の人生を時間をかけてでも考えればいいんです。探せばいいんです。
常識や当たり前という考え方も邪魔です。
世の中には他の人ができないことをやってのける人がいます。
アイドルのオーディションに合格し、いきなりトップアイドルの仲間入りする人もいれば、努力を続けてプロ野球選手になる人もいる。
あのイチロー選手はこんなことを言ってました。
「常に人に笑われてきた悔しい歴史が僕の中にはある」
大勢の人間が言うことが正しいとは限りません。何かを成す人は他の人ができないことをする人だと思っています。
周りの雑音や勝手に思い込んでいる劣等感によって身動きできなくなるのはもったいないです。
あなた自身の学歴も周りの人間の学歴も会社が一流だろうが二流だろうが頭がよかろうが悪かろうが家が金持ちだろうが貧乏だろうがそんなものは関係ありません。
劣等感なんてくだらないものに縛られてやる必要はありません。大人の凝り固まった雑音に縛られてやる必要はありません。周りの人間の狭い考えに縛られてやる必要はありません。
自分は何がしたいのか?何者になりたいのか?
本当に目を向けるべきは自分、それだけです。
そうすればきっとあなたにとって良いスタートになると思います。
終わりに
さて、長々と書き殴りましたが、そんな私も自分だけの強みと情熱を見つけることで人生が変わった一人です。いや、挑戦していると言った方が正しいですね。
ちょっと前まで何も考えず適当に生きてきた人間でした。自分の人生について一度も真剣に考えたことがありませんでした。
何にも全力を出さず、努力もしない。そんな人間でした。
そんな私でも変わることができました。成し遂げたい目標に向かって本気で努力しています。
そういうものがあるとやっぱり人生おもしろいですよ。毎日楽しいです。
リア充ってやつですかね(笑)
就活がしんどい、そう思っている方の少しでも役に立てれば幸いです!
大丈夫です。選択肢はいくらでもありますから。