横なぶりの雨?横殴りの雨?どちらが正しいか調べてみたら・・・
私は「横殴りの雨が~」と使っていたのですが、どうやら「横なぶりの雨」という言葉があるみたいですね、、、
おそらく意味は同じ、、、とはいえ、本来どちらを使うのが正しいのか気になります。間違えていたら少し恥ずかしいですし。
なので、どちらを使うのが正しいのか調べてみました。同じ疑問を持つ方はぜひごらんください。
「横殴り」と「横なぶり」の意味って?
「横なぶり」について調べてみると、あることが分かりました。
「横なぶり」ではなく「横降り」が言葉としては正しいのではないかということです。
goo辞書によると、、、
横殴り(よこなぐり)/横降り(よこぶり)
[共通する意味]横から雨や雪が吹きつけるさま。
[使い方]〔横殴り〕
▽風が強くて、横殴りの雨になった〔横降り〕
[使い分け]
▽横降りの雨の中を出掛ける風のために、雨や雪が横から強く吹きつけること。「横殴り」の方が、一般的に使われる。
参照:goo辞書
ふむふむ。
横なぶり、と聞くと、横嬲り(嬲りとは、面白半分に苦しめたりもてあそんだりすること)という漢字になるとかなーと思ったんですけど、どうやら「横降り」が変形して「横な降り」になっているみたいですね。
どちらも意味は同じ。
横殴りの方が強くて横降りの方が弱い、といった使い分けもなさそうですね。
結局「横なぶり」って、何?
じゃあなぜ「横なぶり」なんて言葉があるのか?
これはあくまで推測にすぎませんが、、、
・「横降り」と「横殴り」がごっちゃになって「横なぶり」になった
・横な降り方、という意味で「横な降り」になった
という2つが考えられるのではないでしょうか。
こういった理由があったのであれば、なんとなく話は分かりますね。
結論、「横殴り」を使うべし!
じゃあ、横なぶりが間違っているのかというと、これも難しいところ。
ただ、正しいか間違いかは置いといて、「横殴り」の方が一般的なのは間違いないですね。
少なくとも「横なぶりの雨が~」と言うより、「横殴りの雨が~」と言った方が相手に伝わりやすいと思うので、使うときはぜひ「横殴り」で使ってみてください!