夢と目標の違いはこれ!持つべきは夢ではなく目標!
夢と目標には決定的な違いがあります。
よく夢を持ちなさいなんて話がありますが、それはあまり良いとは言えません。
持つべきは目標です。なぜなら、、、
夢と目標の決定的な違い
夢は叶うもの・・・そんなわけありません。
「こうなりたい」そう毎日願い事していれば夢は叶う?
待っていれば向こうから来てくれる?
そんな優しい世界なら誰も苦労しません。
「夢」という言い方は、とても抽象的です。ふわふわしています。
「こうなれたらいいな~」という理想であり妄想です。
もちろんそういう理想の姿があることは素晴らしいことです。
でも、理想はあくまで理想です。夢というのはただの願いです。
・・・
では「目標」はどうでしょうか?
目標は目に見えます。
つまり、これを続ければこうなるというものが具体的に分かるものです。
例えば、、、
「大学に進学する」という目標を立てたとします。
それは目標なので、どれくらい勉強してテストで何点とって偏差値が~というように、目標までの過程が具体的です。
具体的であれば行動できます。
じゃあ次に、「あの大学に入れたらいいな」という夢を持ったとします。
さて、これはどうでしょう?
とても曖昧です。「できればいいな」程度です。
こんなに曖昧なのに、腰を据えて具体的に取り組めるでしょうか?
、、、
夢と目標には大きな差があります。
それは「曖昧」か「具体的」か。
夢を叶えるにしろ、目標を達成するにしろ、結局は「行動」が全てです。
考えているだけでは実現しません。
引き寄せの法則をバカにしているわけではありませんよ。
夢や目標というのは、努力する・行動するから実現するもの、という話です。
具体的に過程が分かって「達成するという意思」で行動する方が実現しやすいですよね?
願い事なんて受け身な姿勢ではダメなんです。
しかし残念ながら、いつの間にか目標というのは忘れてしまうのです、、、
なぜ自分で立てた目標を忘れてしまうのか?
これはダイエットでよくある話です。
「3ヵ月で10kg痩せる!」
・・・さて1週間後もそのモチベーションを保ったまま、運動や食事制限をがんばっているでしょうか?
できる人も当然いるでしょうが、1週間も経てばポテチ片手にテレビを見ながらゴロゴロという人も少なくないはずです。
毎日運動を〇〇分して、食事は野菜中心にして必ず3食食べて、、、
と具体的に分かっているのにもかかわらず。
ダイエットを決意したあの日。目標に向かって情熱が燃えたぎっていたはず。
しかし、それは続かないのです。そして、いつしか自分で立てた目標を忘れてしまいます。
「いや私は絶対目標を忘れないです!」
そう思った方もいるかもしれませんが、よくよく振り返ってみれば続かなかった経験ありませんか?
もしあなたが人生で立てた目標を全て達成してきた人だとすれば、とても尊敬できます。羨ましいですし、見習いたいと思います。
私は人生で立てた目標を全て達成してきたという人間、ではありません(笑)
普通に挫折だらけです(笑)
もしあなたが私のように続かなかった経験がある方なら、自分で立てた目標でも忘れてしまうという現象については分かってもらえると思います。
ではどうすれば続けることができるのか、、、
目標を達成する最も近道の方法
何ヵ月も何年もかかる目標なのであれば、それだけモチベーションを保つのも難しくなります。
なのでもっと短期的に小さい目標をコツコツ達成していくのがオススメです。
私は毎日、日記の横の欄に「作業予定」というのを書くことにしています。
そしてその日の終わりにその予定が達成できたかどうかチェックするのです。
もしくは「1週間単位で予定を決める」というも良いと思います。
とにかく小さい単位で目標を決めて達成していく。それが最終的には本来の大きな目標を達成する近道です。
ただし、毎日実行する行動は必ず、大きな目標の筋道の上を通っていなくてはいけません。大きな目標までの一本道から外れてはいけません。
小さい目の前のことばかりに気を取られて本来の大きな目標を忘れてしまっては本末転倒ですから。
継続は力なり。
小さい目標達成の積み重ねが大きな目標達成の近道です。
終わりに
夢であろうが目標であろうが、理想の姿があるというのは良いことです。
そういうものは人生を豊かにしてくれると信じています。
個人的には「夢」っていうのは曖昧で願い事っぽくて微妙な表現だと感じますけどね。
目標の方が達成できそうな現実感があって好きです。